公務員試験の保険に就職活動するのは危険!【ほとんどの人が落ちます】

公務員試験と就職活動を並行して行う人はたくさんいますが、ほとんどの人は落ちます。
理由は単純で、「公務員試験の勉強」と「就職活動」の相性が最悪だからです。

公務員試験は試験範囲がとても広いため、一日の勉強時間を多くとって一気に詰め込み→復習しないと次から次へと忘れていきます。
しかし就職活動をしていると、まとまった勉強時間が取れなくなります。

就職活動には以下のような特徴があるからです。

  • いつ入るかわからない面接に振り回される
  • 色々と移動し続けなければならない
  • 日程が不規則で大量のスキマ時間が発生する
  • 面接準備前は気持ちが高ぶって勉強の集中モードに移れない
  • エントリーシートなどの出願に膨大な時間を取られる
  • 面接に膨大な時間を取られ、精神をも乱される

上記の就職活動の性質と受験勉強の相性は極めて悪いため、

「既に十分な知識の習得が完了していて、公務員試験の勉強は必要ない」

という人以外は就活と並行したらだいたい落ちます。

具体的には

  • 東大・京大またはそれに準ずる偏差値の国公立大学に所属している
  • 大学1〜3年で専門分野の学習が完了している
  • 公務員試験の過去問を前年の12月までに一通り終わらせている

のような特徴のある学生でなければ、就職活動と公務員試験の勉強は一緒にやるべきではありません。

二兎を追う者は一兎をも得ずといいますが、就職活動と公務員試験はその典型です。
私の友人で就職活動と公務員試験の勉強を並行してやっていた人は全員落ちました。

勉強する時間が取れないからです。

国家公務員に落ちたらどうしたらいいか?

公務員試験の保険は公務員試験にしましょう。
具体的には、国家公務員1種の後に地方自治体の試験を受けるなど、試験の保険は試験でかけるようにするのです。

そうすれば、就職活動のように無駄な時間を取られて勉強時間を奪われることもなくなります。
試験勉強に大事なのは「まとまって集中する時間を確保すること」です。

まとまった時間を確保できる日を「連続で」キープしましょう。

月曜日にまとめて勉強して火曜日にまた予定が入る…みたいな、断続は効率が落ちます。
そのため、やはり就職活動はするべきではありません。

そうすると今度は「就活を早めに終わらせて公務員試験に集中する!」みたいに考える人もたくさんいます。
まぁ、だいたいどっちも中途半端になります。

就活もチート的な能力を持っている人以外にはけっこう厳しいものです。
コロナショック以降の不況で選考はさらに厳しくなるでしょう。

そんな中、腰掛け程度の気合でたいした準備もせずに面接を受けても、納得いく企業から内定をもらうのは難しいのです。
公務員試験を受けて、国家公務員になりたい人は、総じてプライドが高い人が多いです。

そういう人の自尊心を満足させるような有名大企業は就職難易度も高く、中途半端な対策で内定をもらうのは困難です。
そしてもし内定が出たとしたら、今度は公務員試験の勉強に全く身が入らなくなります。
安心してしまって、危機感がなくなるからです。

危機感が無くなった受験生は、合格率が著しく落ちます。

なので、就職活動と公務員試験を中途半端に保険をかけて両立させようとするのではなく、

「自分は何がしたいから公務員(あるいは一般企業)なのだ」

と自分の意志を明確にして、どちらかに賭けてください。

自分が何をしたいのかをちゃんと自分に問うてみるのです。

公共政策大学院は最強の保険

公務員試験に全部落ちてもまだ敗者復活戦はあります。
公共政策大学院です。

旧帝国大学のどれか、あるいは一橋大学の公共政策大学院に行きましょう。
試験日程を調べておいて、全部受けて、一番偏差値の高い大学に行くのです。

東大はTOEFLのスコアが必要なので注意してください。
早めにTOEFLは受けておきましょう。

大学 URL
東京大学公共政策大学院 http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/
京都大学公共政策大学院 https://www.sg.kyoto-u.ac.jp/sg/
大阪大学国際公共政策学科 https://www.osipp.osaka-u.ac.jp/department/
一橋大学国際・公共政策大学院 https://www.ipp.hit-u.ac.jp/
北海道大学公共政策大学院 https://www.hops.hokudai.ac.jp/

公共政策大学院出身者は公務員の面接でも重宝されます。
政策立案の基礎知識があると認識されるからです。

文系大学院は就職活動に不利なのか

公共政策大学院の人が常に不安になるのは、

「文系の大学院に行って就活で不利にならないか?」

という点でしょう。

阪大の公共政策大学院から三菱商事に内定した人や、東大の公共政策大学院から外資コンサル・金融に内定をもらった人もいます。

「学部卒と全く同じ能力だったら当然不利になる」
「2年長く大学にいる分、何かしらの専門性を身に着けてないと厳しい」

のは間違いありません。

「TOEIC950点以上、英会話が問題なくできるレベル」まで英語をやるのが一番いいと思います。
大学にいるうちに英語は毎日やっておきましょう。

国家公務員1種(総合職)試験は超難関なんかじゃない。900時間〜1000時間の勉強時間を確保できれば、独学・予備校無しで普通に合格できる。