リーダーが読む歴史書|細野哲弘さんの本棚

2019年4月20日の日経新聞で、石油天然ガス・金属鉱物資源機構理事長の細野哲弘さんが歴史書を紹介していました。
「リーダーの本棚」というコーナーです。

細野さんは
「人間は歴史に学ぶしかありません。
歴史本を読むということは、当事者の立場に立って疑似体験する好意だと思います。
当時の人の立場に自らの身を置き、なぜこうなったかを考えることが歴史をひもとく醍醐味です」
と言います。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言いますが、歴史から学ぶには書物を読むしかありません。
しかし、特に世界史に関してはどの本を読めばいいのかはわかりづらく、そういうときはリーダーの本棚が参考になるのではないでしょうか。
細野哲弘さんの座右の書は司馬遼太郎の『「明治」という国家』、『「昭和」という国家』、吉川英治の『三国志』です。

「明治」という国家[新装版] (NHKブックス No.1249)

「明治」という国家[新装版] (NHKブックス No.1249)

「昭和」という国家 (NHKブックス)

「昭和」という国家 (NHKブックス)

三国志全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)

三国志全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)

15歳のときに吉川英治の『三国志』を読んで物語の展開と躍動感に引き込まれて止まらなくなってしまったのだとか。
大学時代に司馬遼太郎に傾倒したそうです。

その他の歴史書としては、社会人になり始めの頃、通勤電車の中で『日本の歴史』と『世界の歴史』を一貫ずつ買い足して、42巻を数年かけて読み終えたといいます。
通勤電車でも数年間コツコツと読書を続ければ山のような量の情報を得ることができるのですね。

日本の歴史 全26巻セット (中公文庫)

日本の歴史 全26巻セット (中公文庫)

歴史を学ぶことの良い点は、話の幅が広がることです。
過去の事例を取り上げて、自説を強化することができます。

その他の愛読書をメモしておきます。

邪宗門 上 (河出文庫)

邪宗門 上 (河出文庫)

三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)

三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)

炭素文明論:「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)

炭素文明論:「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 1 (新潮文庫)

海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 1 (新潮文庫)

日本海軍400時間の証言: 軍令部・参謀たちが語った敗戦 (新潮文庫)

日本海軍400時間の証言: 軍令部・参謀たちが語った敗戦 (新潮文庫)

日本‐喪失と再起の物語:黒船、敗戦、そして3・11 (上)

日本‐喪失と再起の物語:黒船、敗戦、そして3・11 (上)