睡眠時間を削って受験勉強してはいけない

昔は「四当五落」と言われ、睡眠時間を削って勉強するのが受験で勝つための鉄則とされてきた。
四当五落とは、睡眠時間が4時間なら合格、5時間なら落ちる、ということである。

しかし睡眠の研究が進められるにつれ、

「睡眠時間を削って勉強するのは非効率である」

ということに多くの人が気付き始めた。

睡眠時間を削って机に向かうと、なんだか頑張ってる気分になれる。
すごく受験勉強している気になって、「勉強を頑張っている自分」に気持ちよく酔うことができる。

しかし、適切な睡眠時間はほぼ遺伝で決まっていて、7時間睡眠が必要な人が突然睡眠時間を削ってしまうと、昼間の勉強が全く頭に入らなくなってしまう。

日中せっかく机に向かっているのに、起きている時間の多くを眠気と闘う時間にしてしまっては、一体何のための夜更しだったのかわからないだろう。

第一に重要なのは、

「自分に適した睡眠時間」

をしっかりと把握することだ。

適した睡眠時間の把握は自分でやる。
本や友達に合わせるのではない。

人によって違うのだから、他人が

「俺は3時間睡眠で勉強した」

などとほざいているのは無視していい。

自分が日中眠くならず、本を読んで一番頭に入りやすい睡眠時間を自分自身を観察しながら見つけるのだ。

観察した結果はノートに記録しておくといい。
記憶はだんだんと改変されていくが、記録はそのまま残る。

何ならブログを始めるのもいい。
勉強した内容を記録しておけば、あとで復習するのにも役に立つ。

だがまぁ、勉強するならインターネットは隔離するのもいいから、ブログよりはノートがいいかな。

睡眠時間を削らす、スマホを捨てろ

睡眠時間を削りたい人は、まず日中の無駄な時間を削減しよう。
スマホを見る時間とか、ダラダラトイレに行く時間、何もインプットしていない移動時間、友達からの連絡、テレビ。

一日を冷静に振り返ると、無駄な時間ばかりが溢れているだろう。
一日10時間寝たとしても無駄を削れば一日10時間勉強できる。

極力無駄な時間を削り、睡眠時間を削るのは最後の最後の手段にするべきだ。

友達と会う予定もできるだけ入れないようにしよう。
出かけたり、準備する時間が無駄だ。

無駄な授業中に寝る

睡眠時間を削るのが唯一正当化されるのは、高校の授業があまりにも無意味な場合だろう。
意味のない授業に強制参加させられるのは苦痛だが、高校に通っている限りは仕方がない。

それにクソみたいな授業は最悪だが、有り余る素晴らしい思い出ができる。
競争したくなるようなライバルも見つかる。

そういう意味で、無駄な授業は税金のようなものだと思って黙って受けるしかない。

教師はプライドが高い奴が多いので、

「オレサマの授業は絶対に聞けえ」

みたいなことを言う奴がいるかもしれない。

が、その授業が本当に受験に役に立つかはしっかりと見極めた方がいいだろう。

役に立たない授業をやっているゴミに限って、

「授業を聴かないやつを許さない」

「内職するやつは赤点」

みたいなペナルティを課してくる。

実力がない人間はいちいち権力を振りかざそうとしてくるが、真正面から闘ってはいけない。
目をつけられない程度に睡眠時間を確保するといい。

大学生は授業中に自習できるから問題ないだろう。

内職を工夫せよ

主に高校生向けだが、内職を工夫しよう。
授業を黙って受けるのもいいが、あまりにも効率が悪い場合は

「授業中に復習する」

ことをテーマにするといい。

新しいことを学ぶには授業中はうるさすぎる。
先生がごちゃごちゃ話しているし、集中しづらい。

脳に負荷がかからない勉強をするのがいい。
具体的には、ノートに勉強した内容を書いて、それを復習する。

ノートは全教科横断で作る。

教科書の内容をそのままノートに書き写すのは非効率なので、公式とか用語とか単語とか計算過程とか、そういうのをノートに書き散らしておいて、それを授業中に見返しまくる。

先生からするとノートを見返しているわけだし、怒られる理由がない。

どうしても避けられない無駄があるのであれば、なんとかそれを有効活用する手段を考えるべきだ。
同じように、電車の通勤や通学時間も耳で勉強したり、脳内で復習したりと色々と使い途はある。

長くなったが、「睡眠は削らない。無駄を削る」「無駄を削るために工夫を凝らす」というスタンスを大事にしてほしい。



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