SIerからWeb系に転職して幸せになった。成功する転職とは?

僕はいま、幸せだ。

毎日好きなプログラミングをして、毎日自分よりも優秀な人の仕事を横で見て、ソースコードをレビューしている。

業務時間中のすべてが学びに満ちていて、その学びが自分の市場価値につながっている実感がある。

モダンな技術に触れ、エンジニアとしての成長を実感しながら働ける今の環境が本当に幸せだ。僕は本当に運が良い。神様、ありがとう。

何かを褒めるときに何かを落とすのは作法としては良くないが、いまの幸せな環境を考えるにあたって、前職の不幸せな業務と対比しないわけにはいかない。

前の会社で幸せだったなら、わざわざ多大なる時間をかけて転職活動はしなかったし、コロナ禍のリモートワークの中で大きくジョブチェンジしようとは考えなかっただろう。

GitHubのない世界。バージョンはファイル名で管理してた。
Excelで進捗を管理していた世界。同時編集ができなかった。
ブラウザではなく、Excelでドキュメントを作っていた世界。作ったドキュメントは誰も検索できなかった。
ウォーターフォールで無理やり作ったスケジュールに帳尻合わせていくために、当たり前のように残業していた日々。残業しないと「暇な人」扱いされた。

すべてが嫌だったけど、すべてが過去のことになって、もう思い出せなくなってきた。

ブログを書きながら頑張って思い出そうとすると、本当に別世界のように思えてくる。

スマホが当たり前のいまの時代にあえてガラケーを持ち歩く人はいないように、一度まともなエンジニアリングの世界に来てしまうと、SIerの世界に戻りたいとは思えない。

どんなに給料が良くても、どんなにネームバリューがあっても、もうあの世界には帰りたくない。

コロナワクチンの職域接種だけが羨ましいが、後悔はない。

仕事からストレスが消えた

SIer時代は毎日イライラしていた。

仕事が忙しいと腹が立ったし、暇なら暇でくだらない業務に嫌気が差していた。

なんでこんな無意味なことに貴重な時間を費やさなければいけないのか。ずっと疑問だった。

一番腹が立ったのは、そんな職場から抜け出す勇気がない自分だった。

年収が下がる恐怖。ネームバリューを失う恐怖。未経験でプログラマの世界に飛び込む恐怖。

すべてが自分を躊躇させて、辛い環境で雁字搦めになっていた。

心底くだらないCOBOLプロジェクトにアサインされて、昭和気質が抜けない残業命のアホ上司に出会い、転職を決意した。あそこまでクソみたいな上司に出会わなければ、あれほどの勢いで転職に踏み切ることはできなかっただろう。

クソ上司に感謝する気は1ミリもないが、ある意味では恩人である。彼と出会わなかったら、ずっとぬるま湯の中で腐り続けていたに違いない。

限られた人生の、貴重な平日12時間を無駄にし続けていたに違いない。

転職してよかった。

今では無駄と感じる時間は1分もない。毎日が学びに満ちていて、やりがいがある。

理不尽で不愉快な人間もいない。残業を美徳とする文化もない。

自由には責任が伴うが、その責任がむしろ心地よい。

前職ではいかに仕事を振られないようにするかに全力を尽くしてきた。

余計な仕事が振ってこないように、くだらない業務を避けるように。

今では手を上げて、仕事はどんどん消化していきたいと思っている。仕事そのものにやりがいを感じているからだ。そこから学びがあるからだ。

仕事が楽しいと、人生の幸福度が格段に上がる。やはり人生の多くを占めるのは仕事だからだ。

転職は大変だし、勇気がいる。

好きなことを仕事にすれば、年収が下がる人もいるだろう。

それでも。

それでも僕は力強く言いたい。大きな声で言いたい。

「好きなことを仕事にしたらいい」

って。

好きなことを仕事にしたら、ずっと幸せだから。幸せになれるから。

今の仕事が嫌で嫌で仕方ない人は「仕事自体」が嫌いなんじゃなくて、その職場の「業務」が嫌いなだけだから。

だから、楽しいことを仕事にすれば、君もきっと幸せになれるんだ。

最後に、本気で転職するなら JACリクルートメント をおすすめしたい。
理由はシンプルで、エージェントが一番優秀だったから。親身になって相談に乗ってくれる。

さっさと転職しよう。

転職の成功とは何か?

転職の目的は人それぞれである。

SIerが嫌で転職活動を始める人はたくさんいるが、最後までやり切るのは相当な情熱と覚悟が必要だ。

なんだかんだで転職活動は面倒くさいのだ。SIer にいるならば、毎日忙しいだろう。くだらない会議や資料作成で毎日夜遅くまで働いているだろう。

リモートワーク中であれば、会議と会議の隙間で転職の面接も受けられるが、コロナ禍が終わり、リモートワークが終了したら転職活動はもっと難しくなる。

SIer社員は忙しすぎて、20時に面接先の会社に行けないのだ。「数撃って当てる」戦略が使えるのはリモートワーク中だけだ。

さて、転職には色々な目的がある。

SIerから転職して年収を上げたいという人は、外資系ITを目指す。

AWSやGoogleなど、有名IT企業に入ればまず間違いなく年収は上がる。日本で有名でなくてもいい。

とにかくシリコンバレーの年収水準は高い。

プログラミングが好きな人は自社開発の会社に行けばいい。こっち側の会社では当たり前にみんながコードを書いて、当たり前にコードの議論をする。

毎日 Pull Request をレビューして、毎日マージされる。ウェブの当たり前の SIer の当たり前は全く違って、本当に別世界だと思う。

SIer で技術をやろう!なんて思うな。「SIerで技術」というのはオナニーに過ぎない。

SIerでアジャイルやろう!なんて考えるな。進学校でイキがった不良みたいなものだ。手を動かせない奴がアジャイルって何をやるんだ。すぐに暇になるだろう。

転職活動は自分の幸せのためにある。転職して、自分がやりたい仕事ができれば幸せだ。

働いている時間が苦痛で仕方がないような環境からは本当に離れた方がいい。離れた今だからこそ、力強く、自信を持って言える。

苦痛で意味がないと感じる仕事に人生の貴重な時間を費やすのは無駄でしかないと。

だからこそ、1日でも早く別の環境に移るべきなのだ。成長スピードも全然違うから、マジで転職してみてほしい。まるで違う自分になれるから。



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