技術力がつかない負の流れに陥ってしまった。

最近自分がとらわれている負のスパイラルについて、思うところがあって書いてみた。
吐き出せば楽になれるかもしれない。

例外的な人はもちろんたくさんいると思うけど、一般的にSIer社員は技術力が低いと言われている。
たしかに自分の周りのSI社員にまともにコードを書ける人なんていないし、話に出るのは1990年代から2000年代のテクノロジーだ。

業務中にプログラミングをするときは、それが業務を改善するためのものであっても、周りの目を気にしてIDEを開く。
隙間の時間に、ほんの少しだけ。

手を動かさないと技術が身に付かないのは事実で、そういう意味だと、SI社員が技術を身に付ける時間は非常に限られている。
少なくとも、業務中に技術的なことをやる時間はほとんどないので、何かを身に付けたいときは、業務外に頑張って時間をとって勉強しなければならない。

家に帰ってからが勝負になる。
例外的な人になるためには、業務外で技術を吸収しなければいけない。

俺は例外になりたかった。
そのはずなのに、最近自分の弱さに勝てない。

疲れきっているのだ。
前の部署では、それなりに技術的なことをやる時間があった。それはそれで、かなり変わった部署だったけど。

今は、一日のほとんどの時間が会議だ。
会議会議会議会議・・・Excel、Excel、Excel、Excel・・・

会議に一日中出席すると、ものすごく疲れる。
でも他の社員も同じくらいかそれ以上に会議しまくってる。

進捗の確認会と言う名の定例が毎日毎日大量に入る。

日中にコードを書いてから、そのまま家でも・・・っていうのは切り替えがすごく楽だ。

でも、日中会議しまくって、疲れきった頭を切り替えて、すぐプログラミングの勉強を始めるのは、実はすごく難しい。
近くの席の人に聞いてみても、家ではあまり勉強できていないようだった。

疲れがたまると、楽な方に気持ちが流されてしまう。
ツイッターをダラダラ見てしまったり、ネットサーフィンしてしまったり、長風呂してしまったり。

22時近くに家に帰り、ちょっとダラダラして、「さぁやろう」とすると、もう夜の0時近くになっている。
その時間になると、すごく眠くなってきてしまう。

じゃあ、朝起きて頑張ろう、なんて寝てしまったら最後。
朝はなかなか起きれない。

朝起きてしまうと、昼の会議で眠くなってしまうから、もうちょっと寝ないといけないと思ってしまう。
そうやって平日が過ぎて、後悔したまま週末を迎える・・・。

そんな悪循環にハマって、いつの間にかけっこう時間が経ってきた気がする。

勉強してたことも忘れて、市場に必要とされる技術を身に付けることができなくなって、エンジニアとしてはやり直せない歳になってしまって、
もうマネージャ頑張るしかないなって、新しい技術への憧れの気持ちはどこかにしまって、年をとっていくのかな。

マネージャになるのがダメってわけじゃない。
付加価値が高いマネージャはたくさんいる。素晴らしいと思う。

でも、技術を諦めるのは悔しい。

だから、もう少し。
ギリギリまで。

今日からもう一度、踏ん張って頑張ろう。
まだ寝ないで、もう少し、本を閉じないで、手を動かしてみよう。

そんな風に、自分を奮い立たせるために、この記事を書いた。
完全に自己満足な日記。

本気で技術力を身に付けたいなら転職したほうがいい

SIerに希望を持っていた。
部署が変われば手を動かし、何かを作る仕事ができると思っていた。

これからはデジタルの時代だ。
各企業が持つ技術力が企業の競争力につながる時代だ。

これまでの社内の作業を自動化するのとはわけが違う。
ユーザー本位のサイトを作り、アプリを作り、販促につなげなければならない。

そんな時代が来れば、SIerの中でもテクノロジーに関わっていくことができると思っていた。

しかし、仕事は変わらない。
求められているのはいかに安いプログラマーに仕事を振ってプロジェクトをこなすかであって、SIerの社員が手を動かして開発することではないんだ。
多くの開発者の報告内容をまとめ、進捗管理資料を更新し、

「順調に進んでます」

と上長に報告する。
これが主な業務である。

大手SIにいけば

「プロジェクトマネジメントのスキルが身に付く」

というが、SIerでのマネジメントは社内の慣習に沿ったもので、自社内の常識を身に付けることが重視される。

それが他社で再現性のあるスキルとなるかは正直疑問だし、高度なプロジェクトマネジメントを行っているような感じは全くしない。

結局、歴史のある大企業はイノベーションのジレンマに陥っており、どうしても過去の勝ちパターンから抜けられない。
いま、勝ちにいっている企業であれば、中にいる社員にとってもやりがいがあり、市場価値のあるスキルも身に付くことだろう。

しかし、「過去に勝ったパターンを踏襲するだけ」であれば、社員にとって有用なスキルが身に付くとは言い難く、長く入ればいるほど会社から抜けられず、会社に依存せざるをえない状況に陥っていくことが予想される。

40歳を過ぎて「雇用を守れない」などとハシゴを外されて焦ることがないように、転職エージェントと定期的に面談し、自分の市場価値を見つめ直すのがいいと思う。

DODAエージェントサービスはエージェントのフォローも丁寧で、自分に合った企業を色々と紹介してくれるので非常にありがたかったです。



お金があるかないかで人生の楽しさは全く変わってきます。

お金があっても幸せになれるとは限りませんが、お金がない人生は不幸です。

お金がなかった私が、転職して年収1000万を超えるまでにお世話になったブログを紹介します。

エンジニア転職のリアル

今の時代は、お金を稼げるかどうかは能力の有無よりも触れた情報の質によるものが大きいです。
ぜひ皆さんも良質な情報に触れて、お金持ちになって人生を充実させてください。

4 Comments

todoroki3401

そこまで体に無理してやるのはおかしいと思う。
会社変えることを考えて見たらどうですか?

kyon_mm

読んでいて心打たれました。手伝えることはほとんどないと思いますが、応援しています!
id:sho322さんがのびのびと働ける状況を手に入れられることを。

saru_tanaka

それは夜寝ないからです。
くだらない葛藤に後ろ髪を引かれてないでさっさと諦めて夜寝ればいいのです。
帰ったらその足で風呂に入りましょう。玄関から直行しましょう。
ざっと汚れを流して体を温めたらさっさと出て寝ればいいのです。
風呂にさえ入っちゃえばいつでも寝られるのです。
一旦落ち着くと、寝たいけど汚い体で布団に入りたくない→だけど風呂に入るのがめんどくさい→うだうだ…となりがちです。
だったら帰って玄関から風呂へ行くのを義務化すればいいのです。
風呂にさえ入っちゃえばいつでも寝られるのです。
夜に飯など食う必要は無いのです。睡眠の質は下げるし胃腸にはダメージを与えるしそのせいで肌も悪くなるのです。デスクワーカーが1日3食も食べたら太ります。
疲れているならすぐに眠れるはずです。眠れない場合はまだ心に迷いがあるからです。夜に対する諦めが足りません。
22時近くには帰れるんです。22時に寝れば6時に起きても8時間寝てます。22時近くに帰れるのであれば比較的恵まれてますよ。
最初はもっと寝たいでしょう。
2週間続けてみましょう。大人ならそんなに寝ていられなくなります。5時半には少しのがんばりで起きられるようになるでしょう。
起きたらすぐに風呂に入りましょう。キレイに体を洗いましょう。風呂に浸かってもいいでしょう。通勤中も寒くなくなります。タイマーができるなら起きる時間に合わせてタイマーで沸かしておくのもいいでしょう。
目が覚めます。
出たらご飯を食べましょう。
家を出る時間だけは決めておきましょう。
会社か会社の近くのベンチやマックやカフェでやればいいのです。夜に葛藤しながらできるかできないかの日々で、眠気と戦いながら無理してやるより10倍は効率がいいはずです。その時間にネットを見てしまうのであれば、そこだけは自分の責任です。
普通の人は眠い状態に勝つことはできません。だったら戦ってはいけません。
私は入院したとき10日間う●こを我慢しました。トイレに行ってはいけないと言われ、ベッドの上ででおまるでしたくなかったからです。多感な高校生時代でした。
10日我慢しても死にません。
10日寝ないと死にます。
5日食べなくても死にません。
5日寝ないと死にます。
眠いのに我慢して作業をしている人は、トイレに行きたいのを我慢して作業をしている人と同じです。より悪いです。
トイレに行きたいのに我慢してやっている時の自分の作業、集中力を信じられますか?
夜にがんばろうとする限り夜の葛藤は一生続きます。
夜にうだうだ、やらなかったり、やらなかったり、やったり、やらなかったりしますか?それとも毎朝元気に1時間半確保しますか?
という選択です。
どうでしょうか。がんばってください。

nipe880324

日本で年齢が上がってもプログラマをやり続けるには、コミッタやContributerなどの尖ったスキルが必要になると思います。それか、SIの下請けで安い給料で働かされるか。
最近勉強会にいって30代後半から40代前半の方々の生き方を聞いて思ったのは、定時に帰るなど、プログラムがかける部署への異動をめざしながら、帰った後にOSS活動や仲間とサービスを作ってみるなどでやりたいことを楽しむというのも良いのではと思いました。
やりたいことを仕事でやるというのは中々難しいので、そういう良い意味での諦めもあるのかなとも思いました。

現在コメントは受け付けておりません。