転職活動をしていることを話すと、頼んでもいないのにアドバイスしてくる人もいるかと思います。
転職活動は基本的に不安なものなので、誰かに相談したくなることもあるでしょう。
ですが、転職活動における「他人のアドバイス」は99%無意味です。
というのも、自分の状況は自分にしか理解できないからです。
- 現職にどんな不満があるか
- 現職にどれくらい不快な思いを抱いているか
- 自分が何をやりたいのか
- 「新しい何か」をやりたい気持ちはどれくらい強いのか
- 自分が何を経験してきて、それについてどんな想いを抱いたのか
- 人生計画をどう練っているのか
こういうのは自分にしかわからないわけで、ほとんどの他人は「私のこと」を深く知ろうともせずに自らの経験談からしょうもないアドバイスを述べてきます。
お前のアドバイスは既に───
私が3ヶ月前に考え抜いた場所だッッッ
と言いたくなりますよね。
転職に関しては、アドバイスを求める必要はありません。
また自分自身も他人にアドバイスをする必要もありません。
「あなたはどうだったの?」
と聞かれたときに、経験を話すのはいいですが、聞かれてもいないのに意見を述べるのは滑稽です。
自分のことは自分が一番考えているし、自分以上に自分のことを真剣に考える人はいません。
誰にとっても同じです。
なので、転職の話を聞くときは慎重に、意見を述べるよりも傾聴に徹するべきです。
転職のアドバイスを(勝手に)されたときは、ふむふむと言いながら右から左に聞き流してもいいです。
求めてもいないのに偉そうにアドバイスしてくるような人は、自分の経験を吐き出して気持ちよくなりたい人です。
そういう人とは明確なメリットがない限り、何度も会うことはないでしょう。
転職活動に必要なのはアドバイスではなく情報
転職活動は個人的な活動です。
他人がアドバイスを挟む余地はありません。
転職活動をしている人の力になりたいと考えるならば、アドバイスではなく、その人が必要な「情報」を提示するのがいいでしょう。
「転職活動中に退職したら採用は不利になったかどうか」
「退職交渉はどのように進めたか」
など、転職活動初心者にはわからないことはたくさんあります。
「こうした方がいいよ」ではなく、「自分はこうだった」という「情報」を与えるのです。
「こうした方がいい」というアドバイスは99%余計なお世話で、言い方を変えるとウザいものです。
自分が散々葛藤して、考えて、悩み抜いて決めた決断に対して、他人に軽々しく
「こうした方がいい」
などと言われたくないですよね。
誰もが「お前に何がわかる」と反発したくなるはずです。
転職活動にアドバイスは不要です。必要なのは情報です。
転職活動の不安はどこに吐き出せばいいか
さて、転職活動をしている側も不安は常につきまとっているはずです。
「内定が出なかったらどうしよう」
「自分の進路はどうなるんだろうか」
などと、不安でいっぱいになっているかと思います。
誰かに話を聞いてほしいと思うかもしれません。
ですが、無条件でサンドバッグのように自分の話を聞いてくれる相手は、親か恋人くらいしかいないでしょう。
恋人でも相手の性格によっては嫌がられるかもしれません。
自分の不安は自分で処理するのが一番です。
どうしても不安で仕方ないときは、ツイッターで裏アカウントを作り、適当につぶやくのがいいです。
バズったらいい暇つぶしになりますし、誰かが共感してくれるかもしれません。
Facebookやインスタグラムに愚痴は書かないようにしましょう。
ツイッターが最高です。
誰かに向けて不満を書くのではなく、不特定多数がいる場所で独り言を書きましょう。
まとめ
転職活動をしている人にアドバイスするのはやめましょう。
転職活動をしているときにアドバイスを求めるのも意味がありません。
本人にしかわからない事情があるからです。
そして転職活動も世の中の状況次第で大きく変わります。
会社に全く訪問せずに、Zoomで面接が完了する現在の転職活動の経験者と、2、3年前わざわざ会社に訪問して転職活動していた人では、スピード感覚が全く違います。
過去のアドバイスは「状況が異なる」という意味でも当てになりません。
情報がほしいときは、まずはウェブで調べてみましょう。
転職ブログを書いている人はたくさんいます。
中身のないアフィブログも大量に引っかかりますが、そこはフィルタをかけましょう。
その上で、実際に転職を経験してきた友人に情報を求めるのもいいかもしれません。
ただし、情報を求めたとしても、「自分の状況」を完璧に理解してもらうのは難しいので、あまり期待しないようにしましょう。
転職活動は最初から最後まで、自分でやるものです。
自分で考えて、自分で判断し、自分の経験から学びましょう。
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