一昔前は、ビジネスマンに必須のスキルは英語・会計・ITだと言われていた。
大前研一や勝間和代が言っていた気がする。
令和になった今、「これからの会社員に必須のスキル」を考えてみると、私は
・英語
・プログラミング
・数学
であると考える。
こういうのは何を言うかよりも誰が言うかの方が大切なので、私が語ったところであまり説得力はない。
それを理解した上で、なぜ英語・プログラミング・数学なのかを解説していく。
まず英語は「日本企業以外」で働くためには絶対に必要だ。
人口が減っていく中で、日本に再び高度経済成長時代が訪れる見込みはない。
というより、ゆっくりとでも確実に、日本市場は縮小していくものと考える。
今後、縮小していく市場と心中しないためには、ビジネス上の共通言語である英語で円滑にコミュニケーションが取れるようにしておいたほうがいい。
思考が浅く、テクノロジーが全てを解決すると勘違いしているカッコつけた人間に限って、
「英語は自動翻訳が発達するから勉強しなくてもいい」
などと言う。人間の感情とか、印象について考えが及んでいないのだ。
自動翻訳の精度はたしかに上がってきているし、音声を同時で翻訳してくれるように進化してくだろうが、各国の要人でもないただの一般人が誰かを説得したいなら、自分の口から言葉を発した方がいいだろう。
会話する時に、いちいちスマホを取り出して、翻訳画面を見せたり、スマホの機械音声で何かを伝えるのが許されるのは、あらかじめお互いに信頼関係ができている場合だけだ。
相手は英語を話して当然と思っている人間なのだ。
いちいち機械翻訳していたら、それだけで「馬鹿」と判断されかねないだろう。
カタコトで話しているとアホっぽく見えてしまうのと同じだ。
そして英語圏の人が日本語を話せなくてもまぁ仕方ないなで済まされるかもしれないが、ビジネスで英語が話せないとやはり馬鹿扱いされてしまう。
完璧な発音でなくてもいいから、自分の意志は伝えられるようにしておくべきだ。
英語はとにかく継続と実践が大事。
ネイティブキャンプは予約無しですぐに始められて、レッスン回数は無制限となっている。
英語に興味がある人にはぜひおすすめしたいオンライン英会話となっている。
プログラミングも必須だ。
いまの社会はほぼ全てがデジタル化されている。
デジタル化された情報から富を生み出すのが当たり前になった世界で、プログラミングが武器になる場面は多い。
多くの作業を自動化できるし、プログラミングスキルがあれば何かを作ってお金を稼ぐこともできる。
プログラミングによってお金を稼げるし、楽ができるのだ。
あらゆる業務にデジタル、というかITが組み込まれているならば、プログラミングができるかどうかで人の生産性は大きく変わってくるだろう。
またプログラミングができれば、社会のITシステムがどのように動いているかも理解できるようになるため、世界の解像度があがる。
最低限の教養としてプログラミングを学ぶのは、費用対効果の大きい投資となるだろう。
ちなみにプログラミングができれば、いざ会社が嫌になったときにもフリーランスで食っていける、
優秀なプログラマであれば引く手あまたで、年収は800万を超える。
早めに学習を始めることをおすすめしたい。
最後に数学。
数学は技術を理解する上での基礎となる。
数学と大雑把に書いたが、統計学も含んでいる。
高校数学→大学基礎数学(微分積分・線形代数)+統計学くらいを身に付けておくと、技術的な何かを理解するのがものすごく楽になる。
大前研一は会計学をやれと言っていたが、会計学は「ビジネスを創る」上ではたしかに重要だ。
勤め人のスキルというより、経営者にとって必須のスキルである。
だが、勤め人の多くは会計からビジネスを判断するような立場にいない。
「経営者意識を持て」とかほざくバカ経営者がたまにいるが、会社員にとっての経営者意識とは
「自分をいかに高く売って給料をもらうか」
「自分の労働時間をいかに短くして、どれだけ高い給料(=売上)を獲得するか」
である。決して会社に尽くすことではない。
自動車会社にとって車が商品であるように、会社員にとっての「商品」は自分なのだ。
自分という商品を会社に買ってもらっている。
「自分商品」の価値を上げるために、自分を高く売るためには、英語・プログラミング・数学を身に付けるといい。
特に英語とプログラミングは年収を大きく上げるきっかけになるだろう。
独学でプログラミングを学ぶのが不安な人は、プログラミングスクールを使うのがいい。
プログラミングスクールは大きな投資のように見えるが、スキルさえ身に付けてしまえば副業でも十分費用は回収できる。
費用が回収できて、しかもスキルはずっと自分に残るのだから、当然やってみて損はない。
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