社会人がプログラミングを学ぶなら、専門学校とプログラミングスクール、どちらを選ぶのがいいか

「技術力を身に付けたい」と切に願う人はたくさんいると思います。
特にSIerで働く若手の方で、なんとかして技術を身につけたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

1年目はプログラミングをやると思いきや、謎の「フローチャート」を書かされてばかり。
設計書と名前のついたWordやExcelをいじって、ソースコードを書く時間はほとんどない。

「証跡」と名のついた、二度と読み返されることのない「テスト仕様書」にスクリーンショットをたくさん貼って、「テスト消化率」みたいな数字を出して報告する日々。

技術で仕事をすると夢見たSIerの若手社員のほとんどが、「業務がエクセルの操作ばかり」という現実に絶望します。

それでもなんとか技術で食っていけるようになりたい、と高い志を抱く一部の人は、独学でプログラミングを勉強したり、プログラミングスクールに通ったり、専門学校に通ったり、社会人用の大学院に通ったりします。

費用対効果が一番高いのは「独学」です。
できる人なら独学が一番早いし、確実に自分のやりたい勉強を進めることができます。

ですが、独学ではどうしても理解が進まない人もいるはずです。
私がそのタイプでした。

最初の取っ掛かりが掴めれば絶対独学がいいとは思うのですが、どうしてもコツが掴めない。
本を何十冊と買っても理解が進まない。

大学受験で数学につまづいたときと同じです。
独学でやろうとしても、何がなんだかわからない状態だから迷うばかりで先に進めないのです。

情報系の専門学校に通うのは効果があるか?

社会人2年目から情報系の専門学校に申し込みました。
独学ではなかなかプログラミングが身に付かないからです。

それにシステムエンジニアの仕事をしているのに、会社の業務では技術的な学びは一切ありません。
自分で勉強するしかないのです。

ですが、結論から言って専門学校に通うのは無理がありました。

年次の低いうちは業務のコントロールができません。
急に仕事を振られることもあるし、残業が増えたら平日に通うことはできません。

土曜日の授業もありましたが、若手のうちは金曜日に飲みが入ることも多い。
友達に合コンに呼ばれることもあるでしょう。

月に4回の金曜日。
予定はだいたい埋まってしまいます。

飲んで翌日に専門学校に通うのは強い意志力が必要です。

私はサボってしまいました。

こうやって記事を読んでいるうちは、「いや、自制心があれば余裕で通えるだろ」と感じるでしょうが、実際やってみると本当にハードルが高いです。

大学受験や大学時代の資格試験のように、全てを勉強に捧げられるわけではありません。
社会人はイレギュラーな予定が大量に割り込んできます。

時間のやりくりが難しく、継続が困難なのです。

そんな私の失敗から、「働きながら専門学校に通う」のはおすすめできません。

「働きながら家から出て学校に行く」のは難しいからです。

自宅学習がベースのプログラミングスクールがおすすめ

専門学校に通うのは時間的に厳しいことが多いため、個人的には「プログラミングスクールを使って取っ掛かりをマスターしてから必要なスキルを独学する」のがいいと思います。

オンラインで質問できるプログラミングスクールを利用して、わからないことは聞きまくればいいのです。
プログラミングスクールにもちょっと問題があって、スクールはあくまで「スクール」なので、現場の複雑な課題を魔法のように解決してくれるわけではありません。

彼らはプログラミングの入り口の知識を教えて導くプロです。
だから、基礎を質問しまくって利用しまくって、さっさとマスターして、自分の現場で必要な知識は独学していくのがいいでしょう。

プログラミングスクールの選択ですが、本気で上達したい!是が非でもスキルを身に付けたい!という人は「CodeCampGATE」がいいです。

ECサイト(Amazonのようなサイト)を作成できるところまで2ヶ月で持っていきます。
それからは現場で必要な「人が書いたソースコードを読むスキル」を学びます。

現場にあるソースコードが理解できなくて困っている人もいるでしょう。
でも現場ではなかなか親切に教えてくれる人はいません。転がっているドキュメントの情報は不十分で、意味不明なものも多いです。

CodeCampでは、そういう「意味不明なパズルの解き方」を教えてくれます。

SIerで働くエンジニアの中には、AIのスキルを身に付けて部署異動を希望したい、という人もいるかもしれません。

そういう人には、「TechAcademyのはじめてのAIコース」がおすすめです。

オンラインで質問しながら機械学習の基礎知識を学べます。
機械学習は数学的な知識を背景にしていることもあって、文系卒には理解しづらい部分も多いです。

私もオライリーで独学でやってみて挫折しました。
最初は素直に教えてもらって、基礎を身に付けてから独学するのが早いと思います。

まとめると、プログラミングは独学が一番いいけれど、最初の基礎の段階では誰かに教えてもらったほうが早い。
誰かに教えてもらうなら、社会人なら「通わずに学べる」方がいい。働きながら学校に通うのはめちゃくちゃ難しい、ということです。

プログラミングスクールをうまく利用して、できるだけ早く、できるだけ若いうちに技術を身に付けた方がいいと思います。
年を取ってSIerに染まったら、「技術力がないこと」にも気付けなくなるからです。