文系でも大丈夫!応用情報技術者試験(AP)に合格するための勉強方法と勉強時間

応用情報技術者試験に合格したので、何をやったか、どう勉強したらいいかをまとめます。

難易度

応用情報技術者試験は基本情報処理試験より簡単です。
そう感じた理由は2つあります。

ひとつは、基本情報で勉強した知識がそのまま使える点です。
応用情報は範囲が広いのですが、その分問題は簡単で、一つ一つ問いの難易度は低いのです。

もう一つは文系に有利な科目を選べる点です。
情報系が苦手だけどSEになって、会社の決まりだから応用情報を取らなければいけないという人はたくさんいると思いますが、安心してください。

応用情報処理試験は基本情報より簡単です。午後の試験で文系科目を選べるからです。

午後の問題を見たらわかりますが、「経営戦略」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」あたりは情報系の知識無しで解けます。
情報系が得意ならプログラミングなどを選んでもいいですが、文系の人は迷うことなく「文章」で解ける問題を選んでください。

過去問のリンクは以下です。
H31_応用情報技術者試験_午後

私は文系卒で、大学時代に情報系の知識に触れたことはありませんでした。

そんな自分でも、応用情報技術者は大学受験の日本史程度の記憶量で午前をパスできること。
そして午後は国語のような問題を解けば合格点を取れることもあって、基本情報処理試験よりもずっと楽に感じました。

勉強時間

合格までの勉強時間は、一日平均1時間で、一ヶ月半あればまず安心です。
一ヶ月だとちょっと不安かもしれません。

自分の場合は秋に合格したのですが、春に基本情報処理試験を受けた際の知識がかなり残っていました。

基本情報の貯金が残っていたため、勉強時間を短縮できた面も多分にあります。

全くのゼロから勉強する場合は、一ヶ月半~二ヶ月程度、計60時間ほど勉強期間を設定すれば大丈夫だと思います。

私は勉強時間の3分の2を午前問題の理解と暗記、3分の1を午後の勉強に使うような時間配分でやりました

午後は正直いうと、国語の問題のようなものなので、過去問をやって「どうやって答えを抜き出せばいいのか」の勘所を掴むことが大切だと思います。

文系にとって省エネな受験戦略

応用情報技術者試験を受けたのは社会人1年目のときで、当時はプログラミングの知識がほとんどありませんでした。
情報系の実務知識がほとんど無いような状態です。それでも応用情報に合格できます。みなさんも安心してください。

午後の選択科目のほとんどを文系知識で解くことができます

応用情報技術者試験の午後の問題を見てみましょう。

問題番号 出題分野
問1(必須) 情報セキュリティ
問2(選択) 経営戦略
問3(選択) プログラミング
問4(選択) システムアーキテクチャ
問5(選択) ネットワーク
問6(選択) データベース
問7(選択) 組込み<システム開発
問8(選択) 情報システム開発
問9(選択) プロジェクトマネジメント
問10(選択) サービスマネジメント
問11(選択) システム監査

問1が必須で、問2~問11から4問選択となっています。
情報セキュリティは昨今の状況から重視されるようになったのでしょう。

文系で省エネ攻略を目指す人は、「何を受験するか」をあらかじめ決めておきましょう。

選択問題のうち、一つは「経営戦略」を選びます。
残りは、「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」です。

これらは情報系の知識が不要で、文系的な基礎知識と国語の能力があれば解けます。

上記の科目は暗記することも少なく、文中に答えがあることがほとんどです。
勉強量も少なくて済みます。

勉強方法

文系でも理系でも変わりません。
どの科目を選ぶとしても、勉強の基本戦略は以下の手順でOKです。

まずは過去問をやります。

午前中の問題は過去問が最優先です。
市販されている過去問集の午前の問題を4年分(春・秋)でひと通り覚えておきましょう。

過去問をやるとわかりますが、過去問は使いまわしばかりです。
過去の問題が繰り返し出題されています。
馬鹿にしてるのかってくらい過去問と似たような問題が出ます。

しかも合格基準点は60%と低めになっています。

正直過去問だけで十分合格点が取れます

自分は以下の問題集をやりました。
問題と解答が見開きになっていることと、解説のわかりやすさで選ぶと良いです。

最近だとアプリで勉強するタイプもあるようですが、机に向かう時間がある人は紙の本を買ってもいいでしょう。

万全を期したい場合は、過去問をやった後に、予想問題集の「過去問で見たことのない問題」だけをやります。

自分は会社のプレッシャーもあり、絶対に落ちてはいけない状況だったので、ここまでやりました。

幸い、IT系の用語はネットに詳しい説明が落ちてます。

解説を見てもよくわからないものに関しては、教科書かネットで調べればいいです。
自分は教科書を買いましたが、ググった方がわかりやすいかもしれません。
ネットサーフィンには注意してください。

自習室、図書館、自宅、学校…最も受験勉強に集中できる環境はどこか

スピード重視で、応用情報技術者試験に最適化された本でさっさと調べ方をしたい場合は、教科書を一冊買っておけば大丈夫です。

次に午後試験ですが、こちらも過去問と予想問題を中心にやっていきます。

午後に関しては「過去問そのまんま」というのはありえないので、ひと通り過去問と予想問題を眺めたら、周辺知識を教科書的なもので固めます。
だいたいは問題文を読めば普通に解答可能なレベルで、午後を恐れる必要は無いと思います。

基礎知識も、午前を80%~85%くらい取れるレベルがあれば十分です。

あとは本番でじっくり問題を読む能力だけです。

試験に合格するのに美学はいらない

文系科目ばかりで応用情報を取ると、技術的な知識も無いくせに応用情報なのかよ、と言われるるかもしれませんが、こんなものは所詮試験です。

資格試験は応用情報に限らず、省エネ最短で、一番確実な方法で受かるのが大事です。

自分が得意な分野で、自信のある方法でさっさと受かってしまいましょう。
余った時間でちゃんと技術的な勉強すればいいんです。

最短距離を走りたいなら、ひたすら過去問をやりましょう。
教科書を読むなら、過去問から逆算して読みましょう。

御託を並べる情報系の人はたぶん色々と勉強しまくって試験に落ちます。
ウケるw

賢い人はさっさと過去問をやりましょう。
過去問をやって、応用情報の教科書を読めば十分です。

それ以外の技術書は合格した後の余った時間で勉強したらいいのです。