【独学で合格】国家公務員総合職・専門試験(経済区分)の勉強法

前回の記事の続き。
国家公務員1種(総合職)試験は難しくない。900時間〜1000時間勉強できれば、独学予備校無しで普通に合格できる。

前回の記事では教養科目について書いた。
心構えを語り、勉強法を語り、合格証書の写真を載せて読者に「合格後」をイメージしてもらえるようにした。
難関試験の合格には戦略が必要だ。天才的に頭の良い人は適当にやっても合格するが、普通の人間は効率よく知識を叩き込まなければ合格できない。

今回は専門試験について書く。

専門試験の対策は教養よりも積み重ねが重要となる。
教養科目と違い、ただ暗記するだけではなかなか得点につながらない。

特に経済系の科目は、基礎の部分から理解を積み重ねていく必要がある。
公務員試験は1種に限らず、処理しなければならない情報が大量にある。

膨大な量の本を読み込み、問題を解き、その記憶を維持しなければならない。
まさに官僚の仕事そのものではないか。情報処理能力は官僚の要だ。
めげずに夢に向かって勉強を続けてほしい。本気で受験勉強した経験は一生役に立つ。絶対にだ。

合格する人間に共通しているのは行動力だ。
やると決めたらすぐに行動を開始する。やるかやらないかをウジウジ悩む人間がたまにいるが、こういう人間は何をやっても成功しない。
受験に限らず、恋愛も、仕事も、何をやってもうまくいかない。悩んでいるうちに時間は過ぎ去り、人も立ち去り、チャンスを逃してしまうからだ。

気になる本を見つけたら本屋に行くかAmazonで買って、すぐに始める。
直前期になると、1日でも時間が惜しくなるのはわかりきっているのだが、頭の悪い人は優先順位があやふやで、「お金がもったいないよぅ…本を買って損したらどうしよう…」などとグジグジ悩み続ける。

こういう人間とは距離を置こう。

時間のほうが大事なのだ。自分の中に優先順位が確立できていれば、何事も即断即決できる。
今一番大事なのは何か?試験に合格することだ。ノイズに惑わされるな。今すぐに始めるんだ。今からだ。

経済系の攻略法

公務員試験の経済学の勉強を始めるならまず間違いなく、「らくらく」から始めるのが良い。
誰がなんと言おうと、迷うことなく「らくらく経済学」シリーズを繰り返そう。
国家2種レベルや地方上級だと、これだけで合格レベルに達することができる。
試験に落ちる人に限って、経済学者が書いた小難しい本を推薦する傾向があるが、普通の人間がそんなのをやってる暇はない。
試験に出るレベルの知識を最短でマスターするしかない。らくらくシリーズは全てこなしておいて、その上で時間の余裕があったら他のことに手を付けよう。

経済系の科目で大事なのは、図を書いてグラフで理解することだ。
問題の大半は、難しい概念の理解など必要としない。
基礎のちょっとした応用で解ける問題ばかりだ。逆にいうと、そういう問題を取りこぼさないことが大事なのだ。

2次の記述問題もらくらくシリーズをしっかり理解しておけば解ける。
また、2次試験で解答するときも図をちゃんと書くことが大事だ。
「らくらく」→「過去問」→「模試」を一通りマスターすれば、試験で合格点は取れる!

経営系

公務員試験の経営学は超得点源科目だ。しかもやるべきことは少ない。
スーパー過去問ゼミだけひたすら繰り返せば良い。それだけで確実に得点できる楽勝科目だ。
逆に言えば、この楽勝科目を落としているようでは先はない。さっさとスー過去をマスターしよう。
個人的には経営学は勉強していて面白かったし、まともな会社であれば経営学の基礎的な知識は皆共通で持っているので、後々役に立つ印象がある。

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 経営学

法律系

法律系は、まず憲法を押さえよう。
憲法は内容が簡単で試験範囲も狭く、得点源になりやすい。

逆に民法に力を入れ過ぎると、深い法律の迷宮に迷い込んでしまう。
法律はまず憲法。憲法が一番簡単で範囲が狭く、得点源にしやすい。

基礎本を読みながらスー過去を潰すだけでいい。

その次に民法。
民法はやり過ぎると沼にハマるのでほどほどにしよう。
通読用のテキストを4〜5回読んで、スー過去をやるくらいでOK。

基礎本を読んで民法の考え方を理解した後で、スー過去をやり込んでいく。

地方上級や2種レベルから1種レベルの問題を解けるようになるためにやること

国家公務員1種、今は総合職になっていると思うが、要は難関職の場合は、スー過去やらくらくに加えて、もう一段階難しいテキストをやる必要がある。
基本戦略としては、以下の通り。

(1)模試を受ける。過去の模試を購入して「1種レベル」の問題をこなす
(2)1種の過去問を5回くらいやる

この本は解説がスー過去に比べてイマイチだが、これくらいしか選択肢がないのも事実だ。

(3)計量経済学、統計学の問題集を1冊分やっておく。

この辺の例題で理解していくタイプが実践的だ。

もし経済学部生で早めに勉強を開始できているのであれば、統計学はマセマシリーズをやっておいてほしい。

このレベルになってくると、多くの人は「数学の壁」にぶつかるだろう。
国家総合職レベルの経済・統計の問題をしっかりと理解するためには、大学レベルの数学の理解が必要となる。
僕の場合は時間がなかったので諦めたが、もし試験の準備に2年以上使える場合は数学もちゃんとやっておいた方が後々楽になるだろう。

(4)1種(総合職)レベルだと、けっこう面倒な計算問題も出るので、この本を押さえておく。

ちなみに財政学については、スーパー過去問ゼミだけやっておけば大丈夫。

面接対策

2時試験では面接がある。
国家公務員1種の時代と同じであれば、事前に小さなカードが送られてくる。
就職活動でいうエントリーシートみたいなものだろうか。

カードにちょっとした質問(学生時代頑張ったこと等)が書いてあって、それを元に面接官が他愛もない質問をしてくる。

普通に笑顔で愛想よく、質問には論理的に答えることができれば、特に問題なく突破することはできると思う。

面接対策としては以下の本をひと通り読み、準備しておいた。
実際これくらいやっておけば全く問題はなかった。
対策の容易さから逆に考えて、面接で一発逆転というのは難しいだろう。

上記の本のアマゾンレビューでは、
「読んでいて不快でした。例え、書き手がそう思っていても、読み手のことを考え、自分の考えを伝えるのが良い本ではないでしょうか」
などと書かれているが、この程度の記述にいちいち不快感を露わにしている人間はそもそも公務員に向いていない。

キャリア官僚なら異常なほどストレス耐性がないとやっていけないし、地方公務員なら頭のおかしい住民の相手もしなければならない。
いちいち小さなことで「傷つきました。私に配慮してください」などと愚痴をいうメンタル弱者は公務員に向いてない。

合格したいのであれば、強い精神と向上心を持ち、いちいち他人の発言に動じることなく、自分の未来の栄光を信じて真っ直ぐ前を向いて進んでいくべきだ。

この記事の読者の未来が明るく輝くことを心から願っている。

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