国家公務員1種(総合職)試験は超難関なんかじゃない。900時間〜1000時間の勉強時間を確保できれば、独学・予備校無しで普通に合格できる。

資格試験の難易度を比較したサイトにこんな文言があった。

「国家公務員試験総合職(旧国家1種試験) 難易度5 超難関 」

国家公務員総合職試験に独学で合格することは厳しいというかほぼ不可能です。

2019年時点でサイトは閉鎖されていたが、国家公務員総合職試験が超難関だと認識している人は未だに多い。

世の中には国家公務員試験を「超難関」と不安を煽る予備校が多いが、独学で合格できないなんて嘘だ。

「独学で合格できない」と煽る記事は、予備校の宣伝だと思ったほうがいい。

「独学では不可能ですよ。だからうちの予備校に来ませんか?」という具合だ。

実際に合格した人を見てみると、半数くらいは独学だった。サンプル数はやや少ないかもしれないが、公務員試験は独学で合格できない類の試験ではない。
少なくとも自分の周りでは、予備校に通って安心している人ほど不合格になる傾向があり、独学の人の方が合格する場合が多かった。

なぜか?

公務員試験は試験範囲が広すぎるからだ。

講義はどうしても独学よりもスピードが遅くなる。
「講義をとっているから大丈夫」という安心感から、どうしても勉強が受動的になる。

結果として、全てを予備校任せにして、予備校と運命を共にしてしまう。

自分の人生は、自分で責任を持たなければならない。

国家公務員は超難関ではない。
しかし、自分の人生をかけるに値する程度には難しい試験である。

自分で計画を立て、何が足りていて、何が足りないのか。
自分の頭で考えなければならない。

予備校はどうしても苦手は教科だけをピンポイントで使うとか、模試を受けるために使うのが一番良いと考えている。

ちなみに、勉強法は『公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法』に詳しく書いてある。

予備校に入ろうか迷っている人は必ず読んでおいた方がいい。

この本のレビューで試験に落ちたと思われる人間が「プロ講師に頼るに限る。予備校に入らなければならない」みたいなことを書いている。

公務員試験は現代社会・政治経済を深く分野ごとに掘り下げた分野が多い。
一般知能・小論文は算数、国語【日本語語彙】が大きく関係しており、これらが苦手な人は小学校・幼児向けの参考書を見るのが恥ずかしいとか言ってないでまず読むべきだ。

結論として、彼らと同じ位置で勝負するにはやはりプロの講師に頼る、1から勉強するしか方法がないと思います。

何を主張したいのかよくわからない、結論につながらない。
この程度のレビューしか書けない人間のいうことを参考にしてはいけない。

とはいえ、アホに独学は難しいのは事実だ。

どんな大学にいても独学で公務員試験に合格可能だし、予備校に行ったほうが有利なわけでもない。
しかし、勉強の習慣が全く無い人に独学は厳しいだろう。

具体的には、大学受験の計画を学校や先生に任せがちで、自分で勉強計画を考えたことがない人は、予備校を検討してもいい。

予備校は予備校で

  • 論述試験の対策
  • 周りにライバルがいることでの自分の立ち位置の把握(と安心感)
  • 自分にカスタマイズされた勉強計画を教えてもらえる

などのメリットはある。
必要な講座をピンポイントで取っていくような使い方はおすすめできる。
大事なのは、主体的に利用する心意気だ。

いずれにしても、人生を賭けて試験に挑むときにお金で悩むのだけはやめた方がいい。

親に土下座してもいい。奨学金を借りてもいい。

Time is moneyだ。バイトはするな。
合格して、働けば予備校代なんて簡単に返せる(給料を使う暇がないだろうし)

とにかく自分に必要なものは金を惜しまず利用すること。

法律系なら伊藤塾が有名だろう→法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】

公務員試験受験生はLECに行っている人も多かった。

LECの公務員講座を確認してみる

資料請求は無料でできるので、確認してほしい。
また予備校の利用を検討する人は自習室などの学習環境が整っていることも確認するといい。

さて、『公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法』について。
予備校を愛する人はこういう受験テクニック本を否定する傾向があるが、食わず嫌いをしてはいけない。

恋愛と受験は小手先のテクニックでかなり結果が違ってくるものだからだ。

読んで「合わないな」と思ったら気にしなければいいし、使えそうな情報をつまみ食いしてもいい。
大事なのは情報の取捨選択だ。

情報の取捨選択ができない人に限って、ツイッターの受験情報なんかに振り回される。
もっと自信を持つんだ。

貪欲に情報を得て、自分で判断すること。
それが受験においても、人生においても大切なんだ。

ここからは私が公務員1種試験に合格した時の経験を赤裸々に語っていく。

国家公務員”総合職”という名前になる前の話だ。とはいえ、難易度はたいした変わらないだろう。

4ヶ月という比較的短い期間で独学で挑戦し、合格を勝ち取った。

もう随分前の話だから、自慢をする気はない。
でも自分の経験が、これから夢を持って挑戦する若者のほんの少しでも力になれたらと思っている。

いま、挑戦を悩みながらこの記事を読んでくれている人がいたら、

「こんな奴でも受かったんだから大丈夫だ」
「私も頑張ろう」
「俺も今日からやってやろう」

と思ってくれたら嬉しい。
大丈夫。今から頑張ろうとしている君は、絶対に合格するから。

はじめに

自分は学校でも有名なアホだった。

成績表はほとんど「可」。
サークルとか遊んでばかりで、ろくに授業も出なかった。

進級もギリギリで、第二外国語の単位も落とした。

優等生とは程遠い、不真面目な大学生だった。

なんの貯金も勝算もなく受験した公務員試験。それも1種(=総合職)だ。
みんなが笑っていたそうだ。

ーー馬鹿だな、就活もしないで。
ーーいや、受かんねぇだろ。
ーーあいつ、終わったな。

そんなことを言われていたと、後で聞いた。

年が明けてから4ヶ月間。
それまで生きてきた中で一番勉強した。
なんでこんなに頑張ったかわからないくらい勉強した。

途中からは勉強が当たり前になって、なぜ勉強しているのかなんて考えなくなった。

一日の勉強時間をタイマーで計って毎日13時間。

机に向かっている時間全てが勉強できているわけではないので、みんなもタイマーで測るようにしてほしい。
椅子に座っていた時間なら16時間はあっただろう。

就活が終わって浮かれている友達を横目で見ながら、

「おれ、何やってるんだろう」

と思ったことが何度もあった。

君達も同じように思うことがあるかもしれない。
君達が机にかじりついているときに、浮かれてこの世の春を謳歌する友達を眺めることになるかもしれない。

でも大丈夫だ。
努力は最後に報われる。

全く浮上する気配のない模試の順位を見て、心が折れかけたこともある。

直前まで詰め込んだ。
最後まで余裕は無かった。
記憶力は人より悪かった。

でも、合格した。

すべてが報われた気がした。

振り返れば、もっと効率のよい勉強をすればよかったと思う。
不細工な勉強の仕方をしていたなぁと思う。3時まで眠い目をこすって机にかじりついた。
無理やりコーヒーで目を覚まして、頭をかきむしり、髭も剃らずに机に向かった。

終わって振り返るからこそ伝えられる、「効率の良い勉強方法」がある。

今日はそれを伝えたいと思っている。

合格するために必要な勉強時間

国家公務員1種(総合職)試験 経済区分に合格するために必要な勉強時間は、一次試験突破までに最低900時間。2次試験突破に1000時間が必要だ。

自分はかなり効率を意識して4ヶ月でこれくらい勉強した。
合格した席次は真ん中より下というか、下から数えた方が早いくらいだったが、正直限界ギリギリだったと思う。

もっと早くから勉強を始められる人は、早くやるに越したことはない。

この記事を読んだ後すぐに勉強を始めて、1時間でも多く積み重ねよう。
それが本番の1点につながる。
その1点は人生を変えうるほど重い1点だということを常に意識するべきだ。

合格しない人に共通している特徴は、いちいち行動が遅いことである。

「この本を買って損したらどうしよう」
「勉強に向いてなかったらどうしよう」
「予備校に入るかどうかはじっくり検討してから決めよう」

みたいに、グジグジと悩んでばかりで行動しない。

そういう人は何をやってもうまくいかない。

やると決める。決めたら計画を立てる。計画を立てて行動する。

シンプルだ。
でもこれができない人が多いのだ。

逆に考えると、すぐに行動できた時点で受験生の上位20%に入ることはほぼ確定している。
そして受験とは上位20%の連中との闘いであることを意識するべきだ。
下位の人間に構っている暇などないのだ。

合格証書と合格後

公開するか迷ったが、この記事を読んでいる人に「合格後」をイメージしてほしいので載せる。
合格証書はこのようなものが送られてくる。

個人情報を隠すためぼかしているが、実際には席次などもちゃんと載っている。
これは自慢でも何でもない。そもそも社会に出た後で自慢になるようなものではない。

ただ、イメージしてほしいのだ。

この記事を読んでいる公務員試験を受けようと思っている君に。
長く辛い試験勉強が終わり、試験を受け、結果を待ち、そして合格証書が届く瞬間を。

この瞬間が、必ず来る。

強くイメージしてほしい。

私はクソみたいな席次で合格したが、一桁台の席次で合格してやろう。
いま、この記事を読んでいる君なら大丈夫だ。

絶対にやれる!

1種(総合職)の場合、合格後は3年間資格が有効である。

自分はそれを利用して、大学院に進学して、就職を後回しにした。
学部で受かっておけば、大学院では公務員試験を受けなくても官庁訪問に行くことができるからだ。

人事院のサイトをざっと確認したところ、今でも3年間は有効だと思うが、院卒の試験と学部卒の試験で何か違うという話もあるし、制度は自分で念入りに確認してほしい。

Q.採用候補者名簿の有効期間はどれくらいですか。
A.総合職試験、一般職試験(大卒程度試験)は、最終合格者発表日から3年間です。
一般職試験(高卒者試験、社会人試験(係員級))は、最終合格者発表日から1年間です。

ちなみに2019年に改めて調べ直したところ、総合職・一般職両方が3年間有効になったらしい。

SEMINET|公務員(国家一般職・地方上級)

① 採用候補者名簿の有効期間が一般職・大卒程度試験は名簿の作成の日から3年となりました(平成23年度までの国家Ⅱ種は1年間有効)。 したがって、原則、名簿登載後3年間、官庁訪問等の活動が可能になりました。
② 平成23年度までの教養試験より知能分野を重視した「基礎能力試験」が設けられました。教養試験の解答数および知識分野の出題数は減少するので、知能分野は出題数・比重ともに大幅に増加しました。
③ 行政区分の専門試験は、出題16科目および選択解答数に、平成23年度までと大きな違いはありません。

学部4年で試験に受かれば、仮に官庁訪問で落ちたとしてもまた大学院でチャレンジできるということだ。

さて、社会に出ると我々は「コンティンジェンシープラン」というものを考えるようになる。
コンティンジェンシープランとは、想定外の事態が起きた時のために、事前に定めておく対応策や行動手順のことである。

もし学部4年で試験に落ちたらどうしよう、と不安な人もいるかもしれない。
就職活動の時期を完全に勉強に全振りするのだ。不安にならないわけがない。

ここでは「絶対受かる。やればいい!」と強調して応援していきたいが、一方で落ちたときにどうするかを想定しておく用心深さも必要だ。

主な選択肢は3つある。

  • 留年して再チャレンジ
  • 留年して就活しつつ再チャレンジ
  • 大学院に進学しておく

個人的には東大の公共政策大学院を強くおすすめしたい。
就活にも不利にならないはずだ。

東京大学公共政策大学院

試験科目は公務員試験に似ているため、公務員試験の勉強がそのまま使える。
TOEFLを受けなければいけないのが面倒だが、英語は教養試験で使うため、やっておいて損はない。

ちなみにTOEFLはスピーキングもあるため、一日30分のオンライン英会話は息抜きにやっておいてもいいだろう。
英語は一生使うことになる。

「公務員試験」に集中するためには余計なものはやりたくない気もするが、リスクヘッジに大学院を検討している場合は一日30分が人生を救うことになるかもしれない。

いずれにしても無料体験くらいはやってみて、息抜きになるかどうかは試してほしい。

簡単!わかりやすい!DMM英会話

独学でずっと誰とも話さないでいると、精神的に参ってくることもある。
そういうときに、英会話講師の底抜けの明るさが救いになるだろう。

ちなみに自分は大学院後、最終的には民間企業に進むことにしたため、試験合格後の話は人に聞いたレベルでしかわからない。
官庁訪問では真夏の暑いときにたくさんの現役官僚たちと話したり、多くの他大学の学生と政策についてディベートするらしい。

かなり過酷な日程になるようだ。

よく学歴の問題が語られるが、現在では財務省以外はそんなに学歴にこだわってはいないようだ。

どちらかと言うと試験の席次の方が見られるらしい。
それに席次が悪くても、面接で一緒に働きたいと思ってもらえれば関係ないという話もある。

最近は官僚志望の東大生が減っているという。

その影響からか、競争率はさらに落ちてきた。これはチャンスとも言えるだろう。

国家は日本で最も大きな舞台だ。
大きな舞台で自分を試したい人にとって、ライバルが減っている現状は逆に美味しいと言えるだろう。

さらに余談が続くが、大学院生のときに経済産業省の人事担当の人から電話がかかってきた。

「非公式のリクルーター」のようだった。

なかなか綺麗な女性で、プライドが高そうだった。

経済産業省では議論が活発でいつも職員同士論を交わしている、と言っていた。

色々と話したのだが、美人すぎて顔ばかり見ていたので内容はあまり覚えていない。

経済産業省に美女がいると言いたいのではない。
試験に受かればこのような非公式なアプローチが届くと言いたいのだ。

合格後の様々なイベントも楽しみにしていてほしい。

試験突破までのスケジュール

まずは冒頭で紹介した『公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法』やこの記事を参考にして、

「いつまでに何を終わらせるか。そのためにはどれくらい時間が必要で、自分はどれくらいの勉強時間が確保できるのか」

の予定を立ててほしい。

自分はこんな感じで、ほぼ日記手帳を使ってスケジュールを書き込んでいた。
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いつまでに何を終わらせるかに加えて、日々の勉強の記録もしておくといい。
それはきっと、本番でお守りのように君を守ってくれる。
手帳に残した記録が自信になる。

ちなみに、国1に合格するまでの合計勉強時間が900~1000時間というのは、私が実際に手帳に書いた記録を元にしたものだ。

タイマーで勉強時間を計っていたので当てずっぽうで言っているわけではない。
自分は大学時代全く勉強することなく、ゼロからやって1000時間必要だった。

偏差値の高い大学に通っている人はもっと少ない時間で合格可能だろうし、大学受験の貯金がない人は1500時間程度を見込んでおいた方が安心だろう。

ダラダラやってる人は3000時間勉強しても受からない。
公務員試験は一日3時間を1000日やって合格するような試験ではない。

10時間を300日やって合格する試験だ。
人間は忘れる生き物なので、ダラダラやってもザルに水を入れたみたいにどんどん忘れていってしまうのだ。

一気にやろう。

教養試験突破のために絶対買ったほうがいい本

この記事で紹介する本は、国家公務員総合職だけではなく地方上級や国家公務員一般職などあらゆる公務員試験に有用な本である。

最低限必要とも言えるレベルの本を紹介する。

合格したいなら、書籍に関しては絶対に迷ってはいけない。
すぐに購入した方がいい。

それくらい「合格する人にとっては常識的な本」を紹介する。

私は気になる本は全部買って、自分に合わない本は迷わず捨てた。
家が裕福なわけではない。それまで貯めたお金は全部使ったし、足りない分は親に借りた。

合格すれば全部返せるのだ。
受験生にとってはお金よりも時間の方がずっと大事だ。

さて、教養試験対策は基本的に大学受験用のテキストを使うおう。

なぜか?
解説が詳しいからだ。

大学受験業界ではものすごい数の本が出版されている。

公務員試験に比べて競争が熾烈なのだ。

その結果、素晴らしい本だけが生き残る。
わかりづらくて使えない本だと全く売れないからだ。

だからこそ、大学受験界で評判の良い本は素晴らしいものが多い。

これを使わない手はない。
恥ずかしがらず、基礎固めに利用しよう。

教養試験対策の手順は、

大学受験用のテキストで基礎を固め→過去問をやって解答力を鍛える

となる。

順番というか、交互に補完していくイメージだ。

教養科目の「教科書」として使うのは「センター試験の点数が面白いほどとれる本」シリーズ。

生物、倫理、地理、政治経済、現代社会など、暗記系のサブ科目的なものに特に効果がある。
生物と地学は特に神本で、「理解させること」を重視して説明してくれるので、記憶の定着効果が全然違った。

当たり前のことなのだが、「理解させること」を軽視している本が多すぎる。
頭の良い人はわからない人の気持ちがわからないのかもしれない。
そういう本を買ってはいけない。

記憶の定着が早いということは、時間が節約できるということだ。
こういう効率の積み重ねが短時間での合格を掴む。

地理と日本史は全体像を掴むために、東進ハイスクールのテキストも使った。

「なぜ、それが起こったか?」
「どうして、その地域ではこういう気候になるのか?」

を丁寧に噛み砕いて説明してくれる。

筋道立てて記憶したものは忘れないし、本番でも思い出すことができる。
我々は急いで勉強しなければいけないが、丸暗記してはいけない。

丸暗記すると、覚えた端から記憶が抜けていくからだ。
理解して筋道立てて覚えよう。

世界史は最近売れている『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』が大変わかりやすい。

流れを掴むという意味で、革命的な本だと思う。

この辺の出費を惜しむと無駄な時間を使ってしまうことになる。
受験生にとって時間は何よりも大切な資源だ。

お金は合格してからいくらでも稼げるし、社会人になれば書籍代は1ヶ月の給料で払っても余りが出る。

いまはできる限りわかりやすい本を買って、時間を金で買うべきだと僕は思う。

受かってからゆっくりバイトでもすればいい。

もちろん、どんなに素晴らしい本でも復習は必ず4回以上しなければいけない。

復習なしで何かを記憶できる人間はいない。

復習こそが試験勉強の肝だということは、絶対に忘れないでほしい。

ちなみに数学や国語(文章理解)はやり込んでも費用対効果が高くないので、スー過去をやる程度に留めた方がいい。

スー過去シリーズは解説が素晴らしい。
スー過去の全ての問題に、すべての教養科目でスラスラ答えられるレベルに達することが一つの目標である。

スーパー過去問ゼミは公務員試験のバイブルで、これだけやって国1の一次試験を突破した後輩もいる。

とにかく、スー過去。まずはスー過去だ。

何度でも強調するが、スー過去を頭に叩き込むことが合格の最低条件であり、かつ十分条件にもなりうるのだ。

『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法1一総則・物権・担保物権』のレビューでは以下のように書かれている。
完全に同意である。

一つでも多くのスー過去潰した人が勝ちます

公務員試験対策の王道であり、これだけやれば必要十分な本です。
ただし、教養は畑中潰してからが良く、人文等はダイレクトナビが優れているので、あまり使わないのが吉です。

さて、この本の優れたところは、問題のチョイスが絶妙で、公務員試験の範囲を広くカバーできます。また、応用問題と基本問題の比率もよいというのもプラスの評価になります。
重要ポイントや解説のまとめも、コンパクトかつ十分な情報量で申し分ないです。

判断推理・数的推理

みんなが苦手な判断推理などについては、「畑中」シリーズをやっておこう。

定番中の定番だが、畑中だけ繰り返しやっておけばいい。それ以上追いかけるのは費用対効果が悪すぎる。

僕も判断推理、数敵推理はスー過去までやらず、畑中シリーズをひたすら繰り返して試験を迎えた。
2019年だと「ザ・ベストプラス」と「大革命」をセットで、全て問題を見た瞬間にパターンが浮かぶまで繰り返す。

公務員試験は就活対策にも役に立つ

民間の就職活動ではSPIと呼ばれる試験を受けることになる。

判断推理や数的推理を簡単にしたものだ。

畑中シリーズは就活のSPI対策にもものすごく有効だ。
畑中レベルができれば、就活のSPIなど赤子の手をひねるくらいの気持ちでクリアすることができる。

公務員試験を真面目に勉強した人は、民間の就職活動でも報われるのだ。
安心してほしい。

この辺までが国家公務員1種(総合職)の基礎ライン、2種(今では一般職というのか?)・地方上級では合格ラインとなる。
国家公務員1種レベルの問題に対応するためには、上記に加えて「国家総合職教養試験 過去問500」もやっておく。

この問題集もやっておくことで、1種レベルの問題に慣れることができる。
最後に足りない分を模試を受けまくって補完すれば国1も合格ラインに到達できる。

専門試験の攻略法

長くなったので、続きは別記事に書いた。

【予備校無し・独学で合格】国家公務員総合職(1種・経済区分)の専門試験の勉強法・攻略法のまとめ

また勉強時間を増やす方法は下記の記事に書いたので、こちらも参考にしてほしい。

集中力が持たない人でも簡単に勉強時間を増やす方法

官僚たちの夏

ここからは余談だ。

官僚の道を歩む友人と久しぶりに会った。

大人にありがちだが、とりあえず給料の話をした。

社会人2年目で月々の額面給料は35万程度と言っていた。

残業は噂通り、相当多いらしい。
終電帰りというか、終電を過ぎて帰ることも多々あるようだ。

「働き方改革」が叫ばれる前の話だから、今はどうなっているかはわからない。
知り合いがいたら聞いてみるといい。

残業は厳しい。
プレッシャーも厳しい。

しかしながら、社会人の2年目で国際的な会議に出席したりもしていると言っていた。
仕事の規模もものすごく大きくて、正直言うと羨ましかった。

「国を動かしているカッコいい社会人像」そのものだったからだ。

官僚の給料の話は下記を参考にしてほしい。

官僚の給与体系を教えてください!「●年目で●●万円、▲年目で係長に昇進して▲▲万円」など、キャリアアップの仕方も知りたいです!

自分がすごくお世話になった厚生労働省の方(東大卒・40歳)が言っていた。

「自分は給料では東大の同期には全然かなわない。周りのやつがいい車に乗ってて羨ましくなることもあるさ。
でも俺は生まれ変わっても、もう一回この省庁で、国民のために働きたい。政策を考えたい」

と言ってた。

世間一般で言われているような官僚の悪いイメージとは全く異なっていた。

まっすぐな目で、嘘偽りない本音で、国の未来を語っていた。

そして、「自分は政策のプロなんだ」と、誇りを持って仕事をしていた。

本当に立派な人だと思う。

官僚は大変な仕事だ。同じ努力でもっとお金をもらえる仕事もあるだろう。

でもやっぱりスケールも影響力も大きくて、やりがいがある仕事のようだ。

自分は官僚の道に進むことはなかったけれど、この記事を読んでくれた人は頑張って欲しい。
道は違えど、一緒にこの国をもっと良くしていこう。

ちなみに以下は、某省庁の人と盛り上がった本。

¥649 (2019/11/18 08:29:33時点 Amazon調べ-詳細)

やっぱり、こういう本を読むと胸が熱くなるみたいだ。
国家公務員になりたい人は一度は読んでおくべきだと思う。

2 Comments

Beatriiiiix

私は、今芸大生です。でもとあることがきっかけで国家公務員一種を目指そうとしています。周りからは無謀だ、きっと芸術で食べていけるって、などと言われていますが決心は固いです。お金もないので絶対に独学で合格してやろうと思っていました。そんな時に、このブログを拝見しました。正直目からウロコです。私のやり方は間違っていました。このブログを参考に、記事に書かれていることを忠実に守って私も合格を勝ち取りたいと強く思いました。
そこで、図々しいお願いなのですが、ここに紹介されているものも含めて役に立つ参考書一覧のリストを是非作って頂けないかなと…。浅井さんがオススメするものは全て参考にしたいのです。リストを作って頂けたら、それを全て買いに行って必死にかじりつきたいと思ってます。一読者のコメントなので、面倒でしたり私を不快に感じられたらどうぞ無視してください。
最後に、間違った勉強を続けていたことに気付かせてくれて有難うございます。

rzugtzu7

初めまして
私はいま大学一年生で将来地方上級の警察官になりたいと思っています。たまたま国家公務員の事について調べていたらこの記事を見つけて、絶対無理だろうと思っていた国家公務員1種はもしかしたら無理なんかじゃないという想いが出て来ました。それで今大学一年生の私が残りの3年間で努力をすれば国家公務員1種に受かる事が出来るでしょうか。そして夢のキャリア組はなれるでしょうか!私は母子家庭でバイトもしなければならないのでどのくらいの時間勉強すればいいのか教えてくださると今後の人生の計画、目標になります!

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