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感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

会社が嫌いなのは、自らが「会社が嫌いな理由」を作り出しているから

感想文
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大ベストセラーとなった「嫌われる勇気」を読みました。
今までは一回読んだら、「はい次!」と別の本を読んでいたんですが、これからは同じ本を何度も咀嚼しながら読んでいきたいです。

僕は自ら会社が嫌な理由を作り出している

「嫌われる勇気」に、こんなことが書いてありました。

人は怒りを捏造する。
水をこぼしたウエイターに大きな声で怒ったのであれば、あなたは「怒りに駆られて大声を出した」のではない。
ひとえに「大声を出すために、怒った」のです。
あなたは大声を出す、という目的が先にあった。
すなわち、大声を出すことによって、ミスを犯したウエイターを屈服させ、自分のいうことをきかせたかった。
その手段として、怒りという感情を捏造したのです。

要約していますが、アドラーは「怒りとは出し入れ可能な道具である」としています。
先に目的があって、その目的を達成させるための道具として、怒りという感情を利用する、と。

この記述を読んで、過去の経験を振り返りました。

僕は会社が嫌でした。
会社に行きたくないと思っていたこともありました。

でも、部署が変わると、いつの間にかその感情はなくなっていました。

なんであんなに会社が嫌だったんだろう?

古臭い文化が嫌だった。
会議ばっかりで馬鹿みたいだと思っていた。
技術に疎いSIer体質が嫌だった。

・・・この感情の元になっているものをよくよく考えてみた時、その根本にあるのは、ある上司の存在でした。

僕が会社に入った時に、ひどく厳しい上司がいました。
とにかく、人を叱責する。
理不尽な要求をして、ちょっとでもミスがあると厳しく責任を追求する。

特に問題がないような内容でも、とにかくイチャモンつける、最低最悪なダメ上司がいました。
今この文章を書いている時も、ムラムラと怒りの感情が沸いてきます。

で、気付きました。

僕は、この上司を避けるために、関わらないようにするために、「怒り」や「嫌悪」といった感情を利用していたのではないかと。
人間は、経験の中から目的にかなうものを見つけ出します。

僕は、この「上司と関わらない」という目的のために、会社の悪いところを探して、「嫌いになる」選択をしていたのです。

アドラーは言います。

人間は、経験に与える意味によって、自らを決定する。

自分の経験に対して、どんな意味を与え、何を選ぶかが大事であって、「これからの生き方」は自分自身で選択しなければならない。
過去に縛られて、自分は今でも会社の嫌なところを探しがちでした。

でも、「良い所を探す」という選択肢を取ることもできるはず。
過去にとらわれるのをやめて、前向きに自分の人生を選択することの大切さを「嫌われる勇気」から学びました。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え