感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

人生は短い。"読むべき"全ての本を読んでいる暇など無い。

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これまで書籍の購入は「投資」であると考え、本は迷わず買ってきた。
Twitterやブログで著名な人が「これはいい」と勧めるたびに、

「いつか使うかもしれない」

と、すぐにAmazonで注文した。

その結果、山のような本が積み重なり、たしかに読んだ本もたくさんあるけれど、半分以上が「役に立つかも」と思って買っておいた本になってしまった。

本があればあるほど、次から次へとやらなければいけないことがある気がして、気が休まらない。
そして、復習が疎かになってしまう。

役に立てるために本を買ったはずなのに、いつしか本を読むこなすことが目的になっていた。

とりあえず参考書を読んでおく受験生みたいに。


古典を読めと、人は言う。
古典は人生を豊かにすると。

その話には一理ある。
実際、ニーチェだのなんだの、役に立つかはわからないけど、とりあえず教養のために読んだりして、ちょっと強気になれたりした。
でも、それだけだった。

社会人になったら、時間は本当に限られてくる。
読むべき本は無数にあるけれど、全部読んでいたら、本を読んだだけで人生が終わってしまう。


人生は短い。


誰かが勧めた「読むべき本」を全部読んでいる暇はない。

だから、「やるべきこと」よりも、「何をやらずに済むか」を考えることにした。
大量にあった本は、ほとんど売った。

売る本を選別するために仕分けをしたんだけど、基準はこうだ。

  • 「これからやるかも」と思っていた本は売る
  • 「いつか役に立つかも」と思っていた本は売る
  • 名著でも現時点で読む気がしないものは売る
  • 昔読んだ本も、"今"使わない本は売る

こうやって絞っていくと、段ボール5箱分くらいの本が積み重なって、たぶん300冊くらいだと思うけど、
出張買取に来てもらったら3万円になった。

本を売ると一緒に、本棚を廃棄した。
棚があるから、入れたくなる。

それならいっそ、棚を捨ててしまえばいい。
もう絶対に、本棚は買わない。

部屋の景観を損ねるし、生活感が出るし。

何より、本がたくさんあると、一冊の心理的な重みが小さくなって、

「次も買っていいや」

と思うようになってしまう。

次から次へと大人買いしてしまう。
それを、やめる。

もう、買わない。
よっぽど必要なものだけを、本屋で熟考して、今やることがなくなったときに買う。

積読はしない。
スペースの無駄だ。

本を置いてあるスペースにも、都内の高い家賃がかかっているんだ。

本は買わない。
本棚も置かない。

というか、できるだけ物を買わない。
買っておかない。


本を仕分けするときは、自分の一部を切り捨てるみたいに心が傷んだ。

ズキズキと心が痛むたび、

人生は短い。
全部やってる暇なんて無い。


と心のなかで唱えた。

人生は短い。


たくさんのことをやろうとするよりも、何をやらなくていいのかを決断することに力を費やすべきだ。


「やらない」と決断すること。「いらない」判断して捨てることは、アレコレとやろうとするよりも、よっぽど勇気が必要な行為なのである。

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