感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

「開発効率をUPするGit逆引き入門」は図が豊富ですごくわかりやすかった。

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巷で評判がいい「Git逆引き入門」をひと通り読んだので、感想を記事にしようと思う。
買ったきっかけは、「Software Design」という技術雑誌の7月号のどこかのページで、この本が推薦されていたからだ。

すぐに本屋に行って、パラパラと立ち読みして、有用だと判断してすぐに購入した。

結論から言うと、僕の「有用だ」という判断は全く間違っていなかったと思う。
Gitの難しい部分は、「作業ディレクトリ」、「ステージングエリア」、「Gitディレクトリ」という3つのデータ領域を、各コマンドを使った時にどのように移動しているのか、直感的にわかりにくいところにあった。

もちろん、慣れてしまえばよくわかるのだけれど、Subversionみたいにセントラルリポジトリで全てを管理しているバージョン管理システムと違った複雑さがあった。

この本の良い所かつ画期的なところは、一つ一つのコマンドを実行した結果、ファイルがどのような状態に変更されるかが丁寧に図示されていることだ。
図で説明してくれるから、「ローカルではファイルはこの状態で、このデータ領域に存在する」。リモートではこうなっている・・・

・・・というのを、直感的に理解することができる。

このように、丁寧な解説と図を見ながら本を読むことで、今まで理解できていなかった部分がスッキリと腹落ちした。


大学受験の数学の勉強でも、いきなり「青チャート」をやり始めても理解がついていかないはずだ。
最初は、「これでわかる数学Ⅰ+A」みたいに、基礎をわかりやすく説明してくれる本から始めて、概要や仕組みを理解することが大事だ。

高校これでわかる数学I+A (高校これでわかる新課程版)

高校これでわかる数学I+A (高校これでわかる新課程版)

しかも、大学受験と違って、Gitは基礎を押さえればそれだけで十分、業務に活かすことができる。
隅から隅まで難しいことを理解する必要はなく、基礎をざっくり理解していれば、後は必要な機能を調べて使えばいい。


で、Gitの勉強のうち、「これでわかる数学」に当たるのが、「開発効率をUPする Git逆引き入門」だと俺は思っている。

タイトルに「逆引き」とあるが、必要な機能ばかりなので、ひと通りざっと目を通して、それから使いたいときにリファレンスとして使うのがいい。
全部丁寧に読んでも、3時間もかからず読めるはずだ。
休日の午前の勉強にぴったりだと思う。

あと、Amazonのレビューでは「コマンドが見にくい」とか、「デザインに問題がある」とか色々と書かれているが、最初から最後まで全部読んでも、見づらいところは全く存在しなかった。
俺の視力は0.1で、勉強するときはいつも裸眼なんだけど、全然苦にならずに読めるから、気にしなくてもいいと思う。

余談だけど、コマンドが読めないと書いている人のAmazonレビューを見てみると、この本だけ狙い撃ちにしているようだった。
同業者のネガティブキャンペーンなんじゃないだろうか。こういうレビューに全体の評価が下げられてしまうのは気の毒である。

この本は本当にわかりやすくていい本だったので、次はぜひ「入門の次」の本を、同じコンセプトで書いてほしい。

開発効率をUPする Git逆引き入門

開発効率をUPする Git逆引き入門

  • 作者: 松下雅和,船ヶ山慶,平木聡,土橋林太郎,三上丈晴
  • 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
  • 発売日: 2014/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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