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感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

薬剤師不足で年収800万円の求人も。

ニュース
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6/14(土)の日経新聞の2面に、「専門職の奪い合い」という記事があった。
記事によると、現在、薬剤師が不足していて、

「就職浪人中で、来年薬剤師試験に合格できそうな人は紹介してほしい。予備校の金はこっちで出すし、毎月18万のお小遣いも出すから」

という依頼があるほどである。

よく考えてみると、これは異常なことだ。
たとえば、家庭教師人材派遣会社が、

「東大に受かる人をなんとしてもほしい。偏差値65以上の浪人生を紹介してくれ。毎月18万円のお小遣いをあげる準備もある」

なんて言ってたら、ビックリするだろう。
それくらい、需要が大きく、供給が足りていないということだ。

その背景には、今年3月末に起きた「6割ショック」という問題があるようだ。
薬剤師試験の難易度が上がり、合格率が8割から6割へと急落した。
ある会社では、内定者の約3割が不合格となり、入社できなかったという。
それで薬剤師が一気に不足したようだ。

とはいえ、個人的には、全受験者の6割も受かる試験に落ちるっていうのはちょっと勉強不足な感じがする。

薬剤師試験とか医師国家試験とか薬剤師試験とか、看護師試験とかは、「ダメな人を弾くための試験」だから、落ちる人の多くは、試験の準備に時間を使えなかった人だ。
大学受験は、「一定人数を落とすため」にある試験だから、他人との競争に勝たなければいけないけれど、薬剤師試験は自分との闘いだ。
まぁ、友達も試験前は大変そうだったけど、こういう試験に落ちたらアカン。


で、そんな風に薬剤師が不足したから、薬局の中には、

「年収800万円を出すから人を送ってほしい」

というところもあるらしい。
サラリーマンの平均年収は408万だから、平均年収の約二倍の条件で、薬剤師の需要があるということだ。

こうやって考えると、本人の能力云々よりも、市場の需給の方が収入に直結しているように思える。
人が足りなくて、特殊な技能が必要であったり、人がやりたがらない仕事。
つまり、需要があるのに参入障壁が高い仕事というのは、当たり前だけど収入が高くなる。

昔読んだ橘玲さんの本に書いてあったけど、「できるだけ簡単に金持ちになりたいなら、風俗業界で起業したらいい」と言っていた。
風俗業の人は怒るかもしれないが、世間体の問題もあって、風俗業界には優秀な人材があまり入ってこないからだ。

キャリアを考える上では、基本的には「自分」に軸をおいて考えるものだとされてきた。
そのために就活では自己分析を勧められ、自分とは何かを考えた。

「自分が」やりたいこと
「自分が」楽しいこと
「自分が」充実すること
「自分の」志や夢があること

みたいに。

でも、「自分の」という観点を一旦脇において、「市場の」で考えると、より収入は上がりやすくなると思う。

そういえば、「志高く」という本にも書いてあったけど、孫正義さんが起業するときも、どんな業界で起業するかを様々な観点から考えていたようだ。
業界がこれからも成長していくこと。
何年も飽きずに携わることができること。
とか、25項目?だったっけ?たくさんの観点から徹底的に考えたらしい。

薬剤師の年収800万に衝撃を受けて、ちょっと自分のキャリア戦略をもうちょっと真剣に考えてみようと思った(羨ましい)

志高く 孫正義正伝 完全版 (実業之日本社文庫)

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