感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

自分が見てきたインターネット。他の人が見ているインターネット。

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「イケダハヤト」という名前を聞いて、すぐにメガネの華奢な青年の姿を思い浮かべられる人はどれくらいいるだろうか?

僕の肌感覚的には、このはてなブログをやっている人や、昼飯時にツイッターを見るような人、家に帰ったらテレビより先にネットサーフィンするような人であれば、だいたい7~8割の人は「イケダハヤト」の顔を思い浮かべることができるだろうと思っている。

イケダハヤトさんは、プロブロガーとしてご活躍されている、ネットの世界では有名な方だ。

僕はネットのヘビーユーザーなので、当然イケダさんのことは知っているし、
はてなブログでは「イケハヤ論」などが盛んで、はてなユーザーにも馴染み深い方だと思う。

こうやってどっぷりネットに浸かっていると、浸かっている(使っている)ネットのコミュニティの常識が、世間の常識のように思えてしまう。

でも最近ようやく、自分の常識は、世間一般的な常識とは異なっていることに気付き始めた。

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ここでいう「世間一般」というのは、普通に街を歩いている女の子の70%くらいとか、普通に家庭を営むお父さんとか、そのあたりをイメージしている。

ちなみに、軽く調べてみると、日本の大学進学率は52%程度で、上場企業に勤めている人は全会社員のうち16%程度だった。

自分が所属してきたコミュニティは、全体から見ると大多数側とは限らないとわかる。
もちろん、それが偉いとか素晴らしいというわけではなく、「見える世界が全てではない」という意味だ。
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女の子とカフェで話したりするときに、ちょっとした調査のつもりで、

「ネットで有名なイケダハヤトって聞いたら、わかる?」

と聞いてみることがある。

結果、今までこの話をした女の子の中で、イケダハヤトを知っている人はいなかった。
家入さんを知っている人もいなかった。
池田信夫さんも、藤沢数希さんも知らなかった。

逆に、ホリエモンや孫正義さんのことはみんな知っていて、
「知っているか知らないか」の分かれ目は、「テレビによく出ているかどうか」であることがわかる。

推測するに、「世間一般」の人達は、ネットから有名人を見つけるよりも、テレビで見た人を有名人であると認識するのだろう。
イケダさんや家入さんはテレビに出演したこともあるけれど、朝の政治番組はあまり見ないのかもしれない。

「ネットを使っている」といっても、多くは人は実は、ピコピコと音が鳴ったらLINEをして、暇なときはパズドラで遊んで、仲間内でFacebookを少々閲覧して、という使い方なんじゃないだろうか。

ツイッターは、ヘビーユーザーとそうでない人の差が大きい印象で、やっていても「身内だけ」という人が多い。


2012年末時点で、日本のインターネットの利用者は9,652万人に達したようだ。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/internet/statistics/internet_02.html

これは日本の人口79.5%にあたり、非常に多くの人がインターネットを使っている。

数字だけで見ると、UU(ユニークユーザー)が月に100万人のブログがあったとしても、そのブログを見に来ている人はインターネットをやっている人全体の約1%に過ぎないということだ。

20歳以上40歳未満の人は、ほぼ100%の人が、なんらかの形でインターネットを使っていると思う。
で、その人達を全国津々浦々から無作為に100人選んだとしたら、月間150万PV(100万UU)のブログを知っている人は1人しかいないということだ。

無作為に選んだなら、ね。

実際には自分の周りには、自分と似たような趣向の人が偏って存在するし、自分の目を通して見える世界も、自分と似たような人達だ。

はてなブロガーを100人選んで、「月間300万PVのhagexさんを知っている人!?」と聞いたらほとんどの人が知っているだろうし、
Twitterのフォロワー100人に「イケダハヤトさんを知っていますか?」と聞いたら、90人以上が「知っている」と答えるだろう。

会社員とか、高学歴と分類される友達はみんな、ちきりんさんや藤沢数希さんのことを知っている。

でも、そうじゃない人は、2ちゃんまとめは知っていても、ブロガーやアルファツイッタラーの名前はあまり知らない。


ここまで書いて何が言いたいかというと、自分にとっての当たり前は、他の人にとっての当たり前とは限らないということ。

また、「ブログのPV50万!」とか聞くと、ブロガー的には「めっちゃすげー」なんて思ってたけど実は、道を歩く普通の人からしたら、「PV50万」のブログなんてほとんど見たこともないし、仮に記事を見たことがあったとしても、書いた人の名前は覚えていない、ってこと。


最後に、そんな悲しい現実はあるけれど、この記事を読んでくれた人にはぜひ、広大なネットの海で、こんな記事を書いた「浅井」という男がいたことを、覚えておいてほしい(笑)


私、つい「他人の目」を気にしてしまいます。

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