感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

うまい飯は誰かと一緒に食べたほうがいいってことに、いまさら気付いた。

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うちの近くにうまい寿司屋がある。

僕はよく、少し仲良くなった女の子とそこの寿司屋に行って、回らない寿司を楽しんでいた。
相手の子も喜んでくれるし、何よりネタが新鮮でおいしくて、いつも幸せな気持ちになれた。

会計は、2人分を払って1万円ちょっとで、フレンチほど高くないが、僕みたいな普通のサラリーマン的には贅沢かもしれない。

でも、今日はふと思い立って、仕事帰りに、一人で寿司を食ってみようと思った。

それだといちいち女に奢らなくてもいいし、そんなに飲み過ぎることもないし、好きなモノを自分のペースで食べることができる。

本当に美味しいと思うものをちゃんと楽しみたいなら、むしろ一人で食事をするべきではないか、と思った。
だって、自分のペースで食べることができて、食事に集中できるんだもん。

だから、今日は一人でカウンターに座って、ビールを一杯だけ頼み、炙りサーモンやいくら、ちょっと贅沢な大トロなんかを食べたりした。

でも、何かがおかしい。
いや、たしかに寿司はうまいんだけど、美味しいんだけど、何かが違う。

彼女と一緒に大トロを初めて食べた時。
口の中で溶けるネタを噛み締めた。

あの時のような感動はなかった。

淡々と、食を進めて、30分で満腹になった。
会計は、一人で4000円。

お酒も一人だとそんなに飲まないから、二人で行くときの半額以下になった。

満腹になった。いつもより安く、お腹いっぱい食べることができた。

でも、何かが足りない。

寂しい。

そっか。


帰り道、一人で何が足りないのか考えながら歩いた。

家に帰ったときに、足りないものに気付いた。


「今日のお寿司、すごく美味しかったね」

「そうだね、すげーうまかった!また行きたい」


そんな会話が、ないんだ。

美味しい食事は世の中にたくさんある。
でもその美味しさは、一人で楽しむよりも、誰かと共有することで、より一層美味しく感じることができるんだよね。

なんて、昔から言われているような当たり前のことに今更気付きました(笑)

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