感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

日経1面の「保険外の薬使いやすく」の記事を見て、ブラックジャックによろしくを思い出した。

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ブラックジャックによろしく」という漫画がある。
作者の佐藤秀峰さんはものすごく入念に取材をした上で作品を作り上げることに定評がある方だ。

綿密な取材の上で、がん患者のリアルを描いた話がある。
ブラックジャックによろしく」の6巻あたりだったかな。

すい臓がんのお母さん。
漫画では、死の宣告を受けたがん患者について、以下のように書かれている。

がんによる死の宣告を受けた患者の多くは、一般にその死までに5つの段階を辿ると言われる。
第1段階、自分の置かれた状況を悲しみ絶望する。
第2段階、その絶望が怒りに変わる。
第3段階、根治の可能性を捨てきれずに民間療法や様々な方法に手を広げる。

第4段階、あきらめる。


第5段階、死を受け入れる。

「死とは一体なんですか? 死は敗北ですか? 死は絶望ですか?」と、生と死について、「がん」を通じて真っ向から向き合った作品だった。

さて、今日の日経1面。
がん患者が保険適用前の未承認薬を使う場合の費用負担を軽くする新制度の導入を検討しているようだ。
これは何かというと、現時点では、未承認薬を使うと医療費は全額患者負担となり、それはもう馬鹿高い費用負担になってしまうのだ。

今は治験に参加したときだけ、例外的に公的保険を使える「混合診療」となるのだが、2015年からは治験に参加しない人でも、他に治療法がない人には混合治療を認め、治療の選択肢を増やせるようにする。

そうすると、まだ承認されていない最先端の未承認薬も治療に使いやすくなる。

というのも、治験から薬事承認までは数年かかるからだ。

日本のがん患者の数は2014年時点で約150万人。
2020年には230万人に達するという推計もあるようだ。

なんでもかんでも保険に適用すると医療費が膨れ上がり、財政が持たない。
一方で、患者の選択肢を広げるのも意味があること。

さて、これからのがん治療はどうなるのだろうか。