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感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

日経3面に「経常収支が1985年以降最小」とあったので、経常収支や為替と貿易収支の関係について調べてみた。

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経常収支とは何か。

日経新聞の3面に「円安下、縮む経常黒字」という見出しの記事があった。
最近「お金の勉強をしましょう」という記事がピックアップされていたので、自分もブログを書くことで学んでいきたいと思う。

以下は要約で、太字の用語がキーワードである。

経常収支の黒字が縮んでいる。
所得収支の黒字は伸びるものの、貿易赤字の膨張に比べ、勢いが鈍い。
財務省が10日発表した2013年の経常黒字は3.3兆円にとどまり、1985年以降で最小となった。
経常黒字が最小となった原因は、主に貿易赤字が膨らんだことだ。
原発の停止による燃料費の増加、製造業の海外移転などが理由である。

まずは、用語を抑える。

用語 意味
経常収支 一国の国際収支を評価する基準。貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支をまとめたもの。
貿易収支 商品の輸出入をまとめたもの。
サービス収支 サービス取引の収支。旅行運賃とか、宿泊費とか、おもてなし系のサービスにかかるお金。
所得収支 給与の支払いや投資収益など。
経常移転収支 官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払などの収支。

詳しくは、財務省のリンク→https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/term.htm

経常収支というのは、貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支をまとめたものなので、今回経常黒字が縮んでいるのは、貿易収支の赤字が膨らんだことによる。

具体的な数値としては、時事ドットコムの記事にあるように、3.3兆円の黒字に収まった。

2013年の経常黒字、最少の3.3兆円=円安で貿易赤字拡大-下期は半期ベース初赤字
半期別に見ると、13年上期(1~6月)の経常収支は3兆3131億円の黒字だったが、下期(7~12月)は70億円の赤字。半期ベースで初めて赤字に陥った。 

http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_bop-balance

為替と貿易収支の関係

貿易収支の赤字額が増えることが、為替にどういう影響があるかを考えていきたい。
ただ、大前提として、為替は複雑な要因で動いていて、その値動きの9割は「売買で儲けてやろう」という投機目的の資金で動いている。
ただ、貿易収支の為替レートへの影響は、投機と違って「反対売買(買ったら儲けるために売ること)」がないため、長期的なトレンドの指標となる。

貿易収支が「赤字」ということは、海外からたくさんモノを買っているということ。
では、海外からモノを買うときの通貨は?というと、「海外の通貨」ですよね。
ドルを使うためにはどうするかというと?「円を売ります」。

円を売るとどうなる?というと、「円安になる」傾向があります。

為替というのは、単に需給で価格が決まっているため、どういうお金の流れをしているかを考えると、円安か円高かがつかみやすくなる。

さて、せっかくなので、貿易収支の黒字が増えるとどうなる?ということも考えてみよう。
貿易収支の黒字が増えるということは、外貨の支払いよりも、受け取りが増えるということ。
だって、たくさんモノを売ってるんだからね。

で、そうなると、「円高」になる傾向がある。
なぜかというと、モノを売ることで受け取った外貨は円に換えてしまうから。
なんで円に換えるのかというと、日本の企業だと、従業員の給料とかは円で支払うから。
円にたくさん換えるということは、円をたくさん買うということ。

そうなると、どうなるかというと、「円高になる」。

以上、為替と貿易収支の関係でした。

今度は、「Y = C + I + G + (X-M)」みたいな、いかにもマクロ経済学っぽい式について記事を書いてみようと思う。

読んだ本

見る・読む・深く・わかる 入門 外国為替のしくみ (BEST INTRODUCTION TO ECONOMY)

見る・読む・深く・わかる 入門 外国為替のしくみ (BEST INTRODUCTION TO ECONOMY)

TSUTAYAでなんとなく買った本。
辞書的に使っているけど、けっこう基本的なことをちゃんと説明してくれるので気に入っている。
個人的には、この本と佐々木融さんの「弱い日本の強い円」を読んだことで、為替のことがそこそこ理解できるようになったと思っている。