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感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

就活の面接対策やSPI対策、ロジカルシンキングの勉強に良かった本の個人的なまとめ。

就活
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※やたら長くなってしまったけれど、オススメ本やちょっとしたテクニックなどの紹介は記事の下の方にあります※

就活の思い出

いつの間にかもう1月の中旬に近づいてきている。
就活生はそろそろエントリーシートに追われる時期だろか。

自分が就活をしていたときは10月に説明会が解禁だったから、今とは少し勝手が違うかもしれない。

景気が回復してきたとはいえ、企業の「厳選採用」の傾向は変わらない。
文部科学省厚生労働省の調査によると、来春卒業する大学生の就職内定率は2013年10月1日時点で64.3%となっている。
学生の35%が就職先が決まらないままなのだ。

また、学校基本調査によると、今春に大学を卒業した約56万人のうち、13.6%にあたる72080万人が「進学も就職もしていない人」となっている。

余談だが、これは僕の生まれ故郷の人口全部を足したくらいの人数だ。
その街全部が、生きてはいるけど働かない大学生で溢れているような状況だ。
想像すると、それはそれで楽しそうだけど、経済的には大きな損失である。

今の大学2年生が大学3年生になる頃、就活はさらに後ろ倒しになる。
説明会の解禁が大学3年生の3月になり面接や筆記試験は4年生の8月に遅らせる。
あの真夏の暑い時期にリクルートスーツを着るのだろうか?
想像するだけで恐ろしい。

そもそも、こうやって就活を後ろ倒しにすることで学業の時間を増やせるというが、大学生ってそんなに勉強するのだろうか?

大学は学問をやるところで、就職に関係のある勉強をするところではない、という議論は前からある。
最近は「教養は無価値」という議論もある。
個人的な意見としては、さっさと内定もらって、「会社で使えそうな勉強」に集中した方が「勉強のモチベーション」自体は上がると思う。
大学生はただでさえ、「勉強をサボる」方にベクトルが向きがちだから、役に立つかわからない教養だったらなおさらやる気にならないだろう。

というか自分がそうだった。哲学とか勉強してみたんだけど、実際に使わないもんだからちっとも頭に入らなかったし。


さて、大企業の窓口は相変わらず絞られているが、従業員300人未満の企業の場合、求人倍率は3.26倍と非常に高い。
中小企業は常に人手不足なのだ。

最近はネット界隈を中心に、本当に優秀な学生がベンチャーなどの若い企業に就職する傾向がある印象を受けている。
この傾向は、大企業disの風潮が広まれば広まるほど強くなっていきそうな気がするが、「公務員になりたいと思ったことがある」人も未だにけっこういるようだ。
(「思ったことがある」ってけっこう曖昧だけど)

(参考)公務員になりたいと思ったことはある 文系44.8%
http://www.leggenda.co.jp/news/press/20130501-01.html

どんな企業を選ぶかは自分の人生の選択次第だ。
大企業に行ったからといって、10年後に安泰とは限らないし、ベンチャーに行ったからといって、どこにでも通用する実力が必ず身につくわけでもない。
ドラッカー「最初の就職はくじ引きみたいなものだ」と言っていたし、自分次第でどうにでもなると思う。

採用されるためのテクニックについて

「テクニック」という言葉には抵抗がある人もいるかもしれない。
でも、自分の経験上、面接官も所詮人間なので、「見せ方を工夫する」だけで面接の通過率が格段に変わった。

いつの時代も内定は偏在する。
合コンで美女には男からメールが殺到するように、採用も優秀な人にはバンバンオファーがくる。

同じ大学の同じ学部の人なのに、片方は内定を5個も6個も持っていて、片方はいつまでも就職が決まらない、なんてこともたくさんあるだろう。

「内定5個人間」と、「無い内定人間」の間に、学生の時点でそこまでの大きな差があるとは到底思えない。
要は見せ方の問題だと思う。

多くの人がちょっとした印象で人を判断するように、論理的に話してそうな印象だとか、誠実に努力できそうな印象だとか、そういうので内定を得られる確率は大きく変わるだろう。

就活は恋愛に例えられることがよくある。
企業と学生の恋愛だと。

で、就活が恋愛と同じならば、小手先のテクニックで全然結果が変わるということだ。
恋愛ほど小手先のテクニックが評価されるものはないからだ。

あと、色んな人に並行してアプローチした方が結果が残せるという点でも、就活と恋愛とすごく似ている。
この辺は、藤沢数希氏の恋愛工学にささいな影響を受けているのだけれど、これは実は就活でも通用するのではないかと考えている。
余談だが、「「美女と野獣」の野獣になる方法
」という水野敬也さんの伝説の恋愛テクニック本では、これを「執着の分散理論」という。


俺は、就活の最初の方は本当に全然ダメだった。
必死こいて色々と熱を持って話したのに、次の面接に呼び出されることもなく、あっという間に落とされた。

けれど、付け焼き刃でロジカルシンキングの勉強したり、論理的に落ち着いて話す練習をした結果、色んな企業で最終面接まで呼ばれるようになった。
内定もたくさんもらうことができるようになった。

最初の頃と「伝えたいこと」は何も変わらなかったのに。

要は、同じことを伝えたくても、伝え方で全く印象は異なるということ。
で、同じことを伝えるなら、相手に良い印象を持ってもらう伝え方のほうが得だということだ。

今日は、自分が個人的に得した経験について、就活する人に伝えたい。

テクニックだからといって、遠慮することは全くない。

また恋愛にたとえると、小手先の恋愛テクニックを駆使して付き合った彼女がいたとする。

だからといって、彼女が大事じゃないってことにはならないだろう。
付き合ってから彼女を大切にして、手を取り合って未来を考えていけばいいのだ。

就活もそれと同じ。
恋愛が相手に気に入ってもらえなければ何も始まらないように、就職もまずは舞台に立つこと、つまり内定をもらうことが大切である。


デートの前に歯を磨くように、就活前の最低限の準備として、以下に紹介するような本を読んでおくといいと思う。

就活に役に立った本について

このブログを読んでくれている人はわかるかもしれないが、自分はとにかく大量に本を買う。
何か真剣になることがあれば、まずその分野の本を読みまくる。就活も例外ではなく、いろんな本を読んだ。

多くはあまり役に立たない本だったが、いくつか役に立った本を厳選して紹介したい。

面接

「ロジカル面接術」

元ボスコンの人が書いた本。
この本に書いてあるロジックツリーを自分で紙に書いて考えておく。
「なぜこの企業なのか?」「この企業にどう貢献できるのか」というのを、論理的に整理して、紙に書いてまとめる。
突き詰めると、面接というのは、上の2つの質問に答えられる回答を論理的に説明する作業だ。
「貢献」というのは、広義で「一緒に働きたい」というの意味も含む。

で、初対面の相手に何かを伝えるには、必ず、論理的に、筋道立てて説明しなければならない。

自分の本音を話すことと、準備もしないでダラダラ話すのは全く違うのである。
人間は、普段から考えてもいないことを突然スラスラと話すことはできない。

スティーブ・ジョブズのプレゼンだって、完璧に計算して何度も何度も練習してるわけだけど、不自然に見えないでしょ?
あれと同じ。
面接で何かを伝えるときは、「伝えるための練習」をしておく。

不思議なことに、こういう練習もせずに行き当たりばったりで面接に行く人がめちゃくちゃ多い。
本当に多い。
これは、Tシャツに短パンで戦場に向かうようなものだ。
ちゃんと論理という名の武装をしてから闘いに臨むようにしよう。

・話したいことを紙に書き出す。
・声に出して、自然に伝わるように練習してみる。
・できれば録音して、早口になっていないか確認する

これだけでずいぶん差がつくと思う。
少なくとも、自分は伝え方を変えただけで、面接に通る確率が格段に上がった。

あと、人は緊張すると早口になりがちなので、よくよく注意が必要だ。


「絶対内定 面接の質問」

この絶対内定シリーズはいちいち暑苦しくて読んでいて腹が立ってくるんだけど、精神論のところは全部無視していい。
「我究」とか意味不明なことを言っているが、自己分析をいくらしてもたいしたモノは出てこないから、放っておこう。

大事なのは「自分の過去のエピソード」と「企業に貢献できること」を結びつけることで、「企業への熱意を裏付ける根拠」として過去のエピソードを「引用」することだ。

自己分析なんていくらやっても自分なんて見えるわけがない。
そんなのは昔から、めちゃくちゃ頭のいい哲学者が一生かけてやって、それでも答えが見つからなくて最後は神に行き着くような、そんな類のもの。

自分は哲学者になりたいのか?それとも、内定が欲しいのか?をよく考えるといいだろう。
で、この本の精神論は破って捨てるとしても、本に書いてある質問集は使える。

ここに書かれている質問は全部、スラスラと論理的に答えられるように、紙にまとめておこう。

そして、面接では、それをあたかも自然と思いついたかのように話す練習する。
女の子に告白するときに原稿を読み上げてはいけないように、あくまで自然と答えることが大事だ。

そのためには地道な練習が必要。
完璧に準備したにも関わらず、まるで準備なんてしてないで、素でしゃべっているかのように見せよう。

「銀のアンカー」

漫画だからって侮る無かれ。
極論も多いが、上に書かれたロジカル面接術にあるようなテクニックも紹介されている。
何より漫画は展開が面白いから、就活の待ち時間にちょくちょくと読むことができてとても便利。
自分が就活の時期は完結していなかったのが残念だ。

「マンガでやさしくわかるNLP

「なんかよくわからないけど安心する」とか、
「なんだか話していると楽しくなって、心を開いてしまう」

なんて人はいるんじゃないだろうか。

NLPを勉強すると、

「なぜ、そういう人に心を開いてしまうのか」

というカラクリがわかる。
逆に言うと、そのテクニックを使うことで、人に信頼されたり心を開いてもらいやすくなる。

NLPでいうラポールを形成する」とは信頼を築きあげること。
採用されるというのは、信頼を築いたということである。

NLPには人間の無意識のプログラムに作用して、信頼を築きあげるようなテクニックがたくさんある。
こういうと胡散臭いかもしれないが、非常に説得力のある話を理論建てて説明してくれるので、就活にも恋愛にも役に立つだろう。

こんな本も出てるみたい。

ロジカルシンキング

その他にも、バーバラ・ミントとか照屋華子氏のロジカルシンキング本を読んだけれど、こいつらは別に実践で役に立つとは思えなかった。

MECEとか好きなコンサル志望の人が読めばいいんじゃないかな。
それよりも、学生がロジカルシンキングっぽい勉強をするならコレ、という本がある。
「論文の教室」という本だ。
これは、就活が終わった後に卒業論文を書くのにも非常に役に立つ。
論文の教室―レポートから卒論まで

この本は就活に限らず、日々のレポートに追われる普通の大学生も読んで全く損はしないと思う。
たぶん学校の図書館にあるはずだから、この記事を読んだ人がいたら、すぐに探してみてほしい。

ちなみに、ロジカルシンキングに関しては、就活だと「PREP」と「キーワードで話す」を心がけるくらいでいいとも思う。
PREPの「P」は、Point=結論。
「R」はReason=理由
「E」はExample=事例、具体例
「P」はPoint=もう一回ポイント、結論を繰り返すということ

要は、「PREP法」というのは、
結論から話して、その理由を述べ、理由を裏付ける具体例を話、最後にもう一回結論を繰り返そう、ということ。
面接ではだいたいPREP法に従って話すと、論理的っぽく聞こえる。

あとは、面接の会話に相手に覚えておいてほしい「キーワード」を詰め込むこと。
人はいちいち話を全部覚えられないので、強調したい「キーワード」を考えておこう。
なるべく印象に残る単語がいい。

SPI

最後に、SPI。
これは9割以上、というかほぼ満点を取って当たり前なので、さっさと対策すること。
SPIもできずに就職しようなんて、歯を磨かずに女を口説くようなもので、無礼とも言える。

で、SPIは「これが本当のSPI」などの、SPIノートの会シリーズをやっておけばだいたい大丈夫。
[テストセンター対応]これが本当のSPI3だ! 【2015年度版】
【SPI3完全対応】これが本当のテストセンターだ! 【2015年度版】

[テストセンター対応] これが本当のSPI2だ! (2014年度版)

【玉手箱対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】2015年度版

【TG-WEB対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【2】 2015年度版

【WEBテスティングサービス・リクルーティングウィザード・CUBIC・TAL・ESP・CASEC対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【3】2015年度版

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている 2015年度版

早めにやればそんなにたいした量はではない。
けれど、就活でエントリーシートに追われながらいちいち全部やってる暇がないという人もいると思う。
そういう人は、「この業界・企業でこの採用テストが~」をまず見てみて、それで自分の志望業界に使われそうなテストを重点的に対策するといいと思う。
なお、商社の筆記試験では英語の試験もあると思うので、英語の対策を進めておくことも大事だ。

それでは、内定が出るまで何かと憂鬱な日々が続くかもしれないけれど、もし就活生の人がこのブログを読むことがあったら、参考にしてほしい。

ちょっと対策するだけでけっこう差がつくけれど、就活後半はみんなこなれてくるから、やっぱり早めに対策するとだいぶ有利だ。

Good Luck!

※ちなみにこれは一般的な大企業の就活のプロセスでの対策で、ベンチャーとかWeb系の企業には適用できないかも。
今後時間があるときに、以下のようなトピックについて思うところを書く予定です。
・OB訪問について
・企業の「採用に関係ない」は信じてはいけない
・グループディスカッションのコツ
・就活コンサルタントについて思うこと