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感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

図書館、有料自習室、カフェ、自宅・・・一番勉強しやすい場所ってどこだろう。

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昔からずっと、色んな場所であの手この手を使って勉強してきた。
自分の今までの経験を振り返って、勉強に集中できる環境について考えたい。

高校編

家で勉強するのが苦手だった。
高3の夏あたりから大学受験の勉強が始まるわけなんだけど、そのときは「勉強するときは学校の自習室」と考えていた。

友達とは、

「やっぱ家で勉強はできないよね~」

なんて話しながら、あれはもしかして俺を油断させるための作戦だったのかもしれないけれど、本当に家ではまるで勉強できなかった。

高校の拷問のように硬い木の椅子に座りながら、朝から晩まで自習室にこもっていた。
今思うと、エアコンも効かない高校の自習室はけっこう劣悪な環境だったようにも思える。

でも、「周りが勉強していることによる集中の促進効果」というのは大きかった。
逆に、家では家族がテレビを見てたりしていて、ついついサボってしまっていた。

田舎の高校だったので、選択肢は高校の自習室か図書館くらいしかなかった。
図書館は17時に閉まってしまったので、結論としては高校の自習室しか行き場がなかった。

大学受験は色々としんどかったけれど、ああやって周りに皆が勉強していて、一緒に目標を共有できる環境っていうのがちょっと恋しく思う。

ただ、冬の始まりの頃。
模試の結果が返ってきたときの、あの絶望的な成績を見て、学校帰りの坂道でいっそこのまま道路に飛び込んでしまおうかと思ったことは今でも忘れない。

窓から見る夕焼けはどこか非現実的で、上がらない成績だけが、俺のリアルだった。

大学編

大学で資格試験の勉強をし始めたとき。
まともに勉強を始めたのが大学3年の12月末くらいからなんだけど、それまで遊んでばっかりだったせいで、どうしても集中できなかった。

特に家なんかでは全く勉強する気にならなくて、そういうときに使えるのは学校の自習室だった。
自習室には公認会計士やら司法試験やら受ける人がたくさん勉強していて、周りが勉強していることによるやる気の高まり効果というのがかなり大きかった。

やっぱり勉強を始めたくてもなかなか集中できないとか、なんかやる気にならない、というときは環境を変えてみるのが一番いい。

しかし、そんな順調な自習生活にヒビが入ったのが3月だった。

自習室とかは、「その人がよく座る席」というのがだいたい固定化されてくるものなんだけど、朝自習室に行くと、小さな張り紙が・・・。

そこにはこう書いてあった。

「ペン回しがうるさいので、いい加減にしてください」

ショックだった。
無意識にペン回しをして、人に迷惑をかけていたのだ。

そういえば、大学受験の模試のときにも、ペン回しがうるさいと隣の男の人に殴られそうになった記憶がある。
数学の試験中だったんだけど、答案を集めるときにチラッと見たら、たしかにそいつはほとんど白紙で、イライラするのも仕方ないと思った。

俺はそのときから何も成長していなかったのだ。

居場所を追われた俺は、自習する場所を求めさまよい続けた。
色んな場所を試した。

空いている教室や食堂・・・・結局落ち着いたのは、大学の図書館だった。
図書館はたまにドクターグリップなどを使って、ペンの音がうるさい奴が隣に来ることを除けば、なかなか快適な空間だった。

結局、俺の大学の自習生活は図書館と自習室の二段構えで幕を閉じることになる。

社会人編

社会人になると、自習する場所を見つけるのがさらに困難になった。
学校のように自習室はないし、図書館はちょっと遠くなる。

行き場所に困った俺がたどり着いたのは、「有料自習室」だった。
社会人になって初めて知ったんだけど、そこそこの都会には有料自習室というサービスがあるのだ。

一回○○円で借りれるところもあれば、月額で10000円くらい払って借りるところもある。
自分は月単位で借りることにした。

結論からいうと、これは失敗だったと思う。

ちょっと広いマンションの一室程度の部屋に机が並べられて、仕切られた机に向かい本を開く。
なんだか大学の自習室と違い、狭い空間に押し込められるようで、とても鬱々とした気分になった。
ボロいビルで、建物が汚かったせいかもしれない。

やはり勉強は、綺麗な環境で広々とやるのがいい。

自習室に一年くらい通った後、プログラミングの勉強するには「ちゃんと自分で動かすこと」が一番大事だという、当たり前のことに気付いた。

それまでは資格試験の勉強経験から「効率厨」になってしまっていて、

「書くより読んだほうが早いじゃん」

とまともに書きもせずに勉強していたのだ。
当然、プログラミングは全くできるようにならなかった。

数学は問題を解かなければ身に付かないし、英語は使わないと話せるようにならないし、プログラミングは自分で書いて動かさないと身に付けることはできないのだ。
知識は使ってこそ身に付く。

当時はそれに気付かなかった。

結局、最終的に行き着いたのは、自宅の机で勉強する、という選択肢だった。
その代わり、勉強机は広々とスペースが取れるでかい机にして、椅子も高さの調節ができる座り心地の良いものにした。

最初は慣れなかったけど、テレビを捨て、漫画を捨て、色んな誘惑を捨てた結果、家でも集中できるようになった。
あとは性欲とインターネットを捨てられたら完璧なんだけど・・・。

ここまで書いて、快適な勉強空間を作るために大切だと思うことは3つ。

・環境は自分で探して、無ければ自分で作ればいい
・やってるうちに「そこの環境」に慣れてくる
・誘惑になるものは捨てる

これだけだと思う。
そのせいで、テレビの話題には全くついていけなくなってしまったことだけは哀しいが、今のところあまり実害はない。

あと、カフェはたまに息抜きに行ってるけど、さすがに勉強のメインにするには騒がしすぎるし、長居すると店に迷惑がかかってしまう。
やっぱり、社会人は自宅を快適にするのが勉強環境づくりには良いかと思っている。


最後に、勉強に集中するために役立つツールを2つ紹介したい。
まずは定番。ただの耳栓。

飛行機に乗る時と勉強するときは耳栓をいつもつけてる。
音楽聞くときもあるけど、たいてい静かな方が集中できる。

あと、ノイズキャンセリングヘッドフォン。

これはまじで静かになる。
耳栓つけて、さらにその上にノイズキャンセリングヘッドホンをかぶせると、本当に外界から遮断された感じになる。そうなると人の声も届かないくらい。

ノイズキャンセリングヘッドホンのスイッチを入れた瞬間に「スゥーッ」と外界の音が消えていくイメージ。
外で勉強することが多い人や、集中したい人にはけっこうオススメできるツールだ。
なんか昔、サイバーエージェント藤田晋社長がノイズキャンセリングヘッドフォンを勧めているのをどこかで見て、購入した記憶がある。
ただ、社長が使っているのはもっと高いやつだった気がするけど。