感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

変化と量産の時代。ももクロに楽曲を提供するヒャダインさんは一日の作曲数は多くて5つも作るらしい。

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この世において唯一確実なものは変化である。
自らを変革できない組織は、明日の変化の中で生き残ることはできない。

ドラッカー

今日の日経1面。
ももいろクローバーなどに楽曲を提供するヒャダインさん。
彼は多作で有名な作曲家で、1ヶ月に30曲。
多い時は1日5~6曲も作るという。

ヒャダインさんは言う。

「作曲家はいかに多くの曲を1分1秒でも早く出すかが肝」

今の作曲界隈では、デジタル技術によって創作のスピードが格段に上がっているという。
弦楽器の繊細な音色がパソコンで再現できるため、楽器や演奏家に頼らず作曲ができるらしい。

「音楽が使い捨てされてしまう時代。量産できる人しか需要がない」

デジタル化によってスピードが加速する中、音楽家の失業は避けられない流れだ。
過去の成功体験を捨てて、新しいスタイルを受け入れられる人だけが生き残る。


この記事を読んで思ったのは、この「スピード感の変化」は、音楽だけではなく、Webサービスの開発にも当てはまるということだ。
いまは星の数ほどのWebサービスが毎日のように生み出される。

新しいものができては消え、できては消えていく時代だ。

たとえば、「顔面広告」とか「ザ・インタビューズ」とか、パッと注目されるようなアプリがものの一週間やそこらで開発され、1年も経たずに消えていってしまった。
ツイッターなどで一気に広まってはいるものの、それから1年以上生き延びたWebサービスってほとんどないんじゃないかと思えるくらいだ。
毎年毎年、いろんなアプリができて、消えていく。

個人的には、3~4年くらい前にあんなに注目されていたフラッタースケープがなくなってしまったのもショックだ。*1

Webアプリを開発する敷居はどんどん下がってきている。
Rails以降から顕著になったと思うが、フレームワークにしたがって開発することで、新規開発の敷居は劇的に下がりつつある。

この流れはこれからも加速してくことだろう。

そんな中、「一球入魂」でサービスを開発するやり方は時代にそぐわない。
じっくり最高のアプリを開発して、それにすべてを懸ける!というよりは、
言い方は悪いが、「数撃ちゃ当たる」という姿勢で、とりあえずやってみて、どんどんサービスを量産して、うまくいったやつだけ残す、というスタイルの方が成功する確率は大きく上がるだろう。

何がヒットして、何が残るかなんて誰にもわからないからだ。
で、うまくいったら、そのときに継続的に改善することも大事だ。

改善にもスピードが要求される。
ユーザの要望を素早く取り入れ、飽きてしまう前に改善していく。
それが利益につながる。

ありきたりな言葉だが、PDCAをめちゃくちゃ早く回すことこそが、加速するデジタルの時代を生き残るコツなのだろう。

*1:今はMONCOというサービスを推進されているようです。