読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

【感想】映画「永遠の0(ゼロ)」が本当に本当によかった。今まで観た映画の中で一番泣いた。

感想文
<スポンサーリンク>

巷で話題の映画「永遠の0(ゼロ)」を観てきたんだけど、本当に素晴らしい映画だった。
今までの人生で観た映画の中で、一番泣いた。

俺は開始10分くらいからずっと泣きっぱなしだったし、周りもみんな鼻をすすりっぱなし(笑)
これから観に行くって人も、念のためティッシュを持って行くことを強く勧めたい。
あと、映画館はしばらくは満席の恐れがあるので、事前に予約した方がいいかも。

ネタバレにならないように、話の核心に触れないように慎重に感想を綴ってみたい。
以下の予告編の動画でなんとなく雰囲気が伝わるとは思うんだけど、これは太平洋戦争末期を描いた話。
[永遠の0 予告編]

映画『永遠の0』2013年12月21日(土)公開 特報 - YouTube

今は2013年。1945年の終戦から68年が経った。
当時の記憶が残っている「戦争経験者」は、1940年代に10歳以上だったとして、今は少なくとも皆、80歳以上となっている。

原作者の百田先生が言うように、
あと10年もすれば、戦争を経験した人間はほとんどいなくなる。

そんな今だからこそ、戦争について考える意味がある。
ちなみに零戦開発者の堀越二郎の生涯を描いたのが、映画「風立ちぬ」である。

時は2004年。
佐伯健太郎は、あることがきっかけで太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵について調べ始める。

宮部久蔵は海軍随一の天才パイロットであり、海軍一の臆病者と呼ばれていた。

予告編にもあるように、宮部はことあるごとに、

「私は死にたくありません」

と言い、部下には、

「どんな苦しいことがあっても、生き延びる努力をしろ」

と叫んだ。

日本史の教科書で「欲しがりません、勝つまでは」とか、「国家総動員法」とかが太字で書かれてるような異常な時代である。
「国家のために命を懸ける」ことが美徳とされ、国のために死ぬことが当たり前とされた時代だ。
国家のために命を捧げることは、軍人の誇りでもあった。

そんな中、「私は死にたくありません。必ず、生きて帰る」という宮部は海軍でも異端だった。

死んでも帰る。家族のために。必ず。
松乃を、そして生まれたばかりの清子を守るために。

「必ず、生きて還ります」

それが、宮部が妻に残したたった1つの約束。

しかし、宮部は特攻を選んだ。
1勝9敗ではない。特攻は100%敗け、100%死ぬ。

海軍一の臆病者は、なぜ特攻を選んだのか。

平和の意味は?
生きるって何?
自分にとって大切なものって何?

そんなことを何度も何度も考えさせられる映画だった。

年末年始の時間があるときにでも、ぜひ観てきてほしい。
生きていることの素晴らしさと、家族といられる喜びを、改めて考えるきっかけになるような作品だった。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)