感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

本当にすごいのにすごくなく見せる人、本当は大したことないのに、すごいことしてるように見せる人

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世の中は不思議なもので、本当は大したこともしていないのに、世界を変えた実績でもあるかのように話す男もいれば、
本当にすごいのにとぼけたように見せる人もいる。

普通の大企業の会社員に多いのは、前者だ。
大企業は基本的に、個人にフォーカスは当たらない。
よほど飛び抜けた人じゃないと「その人個人」として認められることは少ない。
チームプレーの組織だからだ。

だからこそ、逆に、個人の実績を誇張する傾向がある。

「俺がいなければ、仕事が回らないぜ」
「こんなにたくさんの協力会社を動かしてる俺、カッコイイゼ」
「お金を動かしてる俺、誰にも真似できない不可欠な人間だぜ」

みたいにいう人はたくさんいる。特に20代の、会社に入って3年~5年目くらいの人に多い。
ちょうど仕事を覚えてくる時期で、自意識が高まってくるのだろう。
しかし、その人の自意識とは裏腹に、大企業はその人が明日消えたところで、組織にそんなに影響はない。
大企業の個人の多くは、代替可能な個人だからだ。

そんな実情に気付いてか気付かないでか、飲みの場とかでは自慢が増える。
強がっていると言ってもいいのかもしれない。
いかに自分がすごいかを語り、いかに自分が不可欠かを主張する。
まるで、自分に言い聞かせるみたいに。

逆に、ベンチャー企業とか、それなりに個人に裁量が与えられる職場で、実際に実績を残している人は、あまり自分の有能さを自慢するようなことはしない。

たとえば、紀平拓男(@tkihira)さんは、東大卒で「プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版」という本も書くようなすごい人だ。
何社か起業も経験しているお方である。

そんなハタから見たらすごい人なのに、ツイッターを見てると「今日があと15分で終わるのに資料ができていない」とか「ponponpain」とか、とぼけたことをツイートする。
「今日が終わる」という「今日」は17時の定時だったりして、働いてるアピールなども全くしない。
休みの日は普通に遊びに行っているような形跡が見える。
百獣の王ライオンが自らの力を誇示しないように、紀平さんも自らの力を誇示するようなことはしないのだろう。

社会人もX年目になって、薄々感づいてきたんだけど、本当にすごい人は、周りが勝手にすごいって褒めてくれるから、自分から「俺、すごい」アピールはほとんどしないものだ。

成果で実力を証明できるから、業務時間の長さを誇る「残業自慢」もしない。
言葉で語るよりも結果と実績を語る。
すごく、カッコイイと思う。
カッコイイこと言ってないところが、すごくカッコイイ。
「ponponpain」でもカッコイイ。

プライドを持つのは大事だと思うけど、背中で語る人間になりたいものだ(範馬勇次郎みたいな背中を意識しながら)

プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版

プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版