感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

NLPがすごい!傑出したセラピストから生まれた実践的な心理学

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藤沢数希さんのメルマガ「週刊金融日記」で紹介されたことをきっかけに、NLPの入門書を買ってみた。

読んでみると、自分がこれまで無意識で考えていたことが見事なまでに言語化されていて、正直感動してしまった。

NLPとは?

NLPというのは、Neuro Linguistic Programming の略である。
「Neuro」というのは「神経」のことで、ここでは「五感」を意味する。
「Linguistic」とは、「言語」のことで、「言葉」を指す。
「Programming」とは文字通りプログラミングのことで、「入力(刺激)」と「結果(反応)」が決まったパターンになっているという意味で使われる。
ある刺激を引数にして関数に入れると、決まった結果が返ってくることが語源である。
「犬に噛まれたこと(刺激)」がきっかけで、「犬恐怖症になる(反応)」など。

つまり、体験と言語がプログラムを作り、プログラムを起動させる、というのがNLPの根本原則である。
この原則に従うと、「価値観」なども後天的にプログラムされるものとなる。
繰り返し体験してきたこと(刺激)がその人の価値観を作る(反応)ことになるのだ。

コミュニケーションには空白が生まれる

「人は言葉を体験に基いて発している」
この意味を考えてみよう。

以下は僕の体験談。

初めて免許を取った。
親の車を借りて、君を連れてドライブに出かけた。
国道をまっすぐに進むと、そこに海があった。
二人で海を見つけて感動して、

「入っちゃおうか!」

とはしゃぐ。
暑い夏の一日で、お互い水着なんて持っていなかった。
二人で私服のまんま海に飛び込み、水をかけあった。
あのときの無邪気な君の笑顔を僕は一生忘れることはないだろう。

さて、この話を読んで、情景が想像できる人はたくさんいると思う。

しかし、「僕が描いた情景と全く同じもの」を思い描いた人は1人もいないはずだ。
ある人は湘南の海を思い浮かべ、ある人は糸島の海を想像したり、石狩の海を想像する人もいるはずだ。

そうして、僕と読者の間には「齟齬」が生まれる。
聞き手は必ず、「自分の体験」を基に情報を補完するからだ。
僕自身も、情報を伝える時はかなり情報を「省略」している。

たとえば、「君」が誰なのかは明確にしていないし、親の車が何かも説明していない。
重要な部分を省略していて、これは読み手にどう伝わるかは定かではない。

チャラ男が読んだら、適当に遊んでいるその辺の女を想像するかもしれないし、真面目な人が読んだら昔の彼女を思い浮かべるかもしれない。
このように、コミュニケーションを取る際に、「僕というフィルター」を通して情報が省略されること、聞き手の体験によって解釈がことなることを、
情報の

  • 省略
  • 歪曲

という。

ここで、コミュニケーションの齟齬が生まれることになる。
なぜこのように聞き手と語り手で齟齬が生じるかというと、「空白の原則」が働くからだ。

脳は、不足した情報を必死に補おうとする。
「空白」とは「わからないこと」を指し、脳は自分の体験や外部情報から「わからないこと」を無意識に補おうとする。

そうやってわからないことを補った結果、相互に認識の相違が生まれるというわけだ。

で、脳は「わからないこと」があると不安になる。
逆に、「わかったこと」に対して安心感を抱く。

安全だと思った相手に心を開くというのがラポールの法則である。

藤沢数希さんは、この「ラポールの法則」を恋愛工学という恋愛市場に持込み、女性を口説くための理論に昇華しようとしているわけだ。

恋愛だけではなく、全てのコミュニケーションに役立つ原則が学べそうなので、引き続き色々と調べてみたい。

今日読んだ本

マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション

マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション


漫画も面白いし、理論の説明も秀逸。
素晴らしいNLP入門書。