感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

だから、ブログを書こう。

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久しぶりにツイッターを開くと、鍵付きの本アカウントには、会社の同期や大学の友達が並ぶ。

タイムラインを見れば、いつもと変わらず社畜自慢が。

「お盆に休めるとか嘘でしょ?」
「2営業日で既に残業18時間越えですけど何か?」
「なんでみんなそんなに早く帰れるの?暇なの?

そんな社畜ツイートに対し、ごくまれに心の優しい女の子とかが、

「○○、ほんと大丈夫〜?無理しすぎないようにね!」

とテンプレの返信を行うが、大多数の人は社畜自慢をスルーする。

社畜自慢(自虐)をする人は多くの場合、自分のことが可愛くて仕方がない。
自分は優秀で、自分だけなんでこんな辛い思いをしなければいけないのかと思っている。
仕事をたくさん回している自分は優秀で、周りの無能さに腹を立て、口に出せない想いをツイッターに吐露しているのだ。

だが、そんな想いはきっと届かない。

人は、人が思っている以上に他人に興味が無い。
皆、自分のことばかり考えている。

ありったけの憎しみを込め、同情を求めた君の愚痴は、おそらく見た人を不快にするか、あるいは関心すら持たれないことだろう。
たまにくるリプライも、多くはテンプレに過ぎず、君の愚痴は結局受け止めてもらえない。
そして、興味が無い人に聞かされる愚痴は、基本的に拷問だ。


だから、ブログを書こう。

ありったけの愚痴を、不条理に対する不満を、周囲の無能に対する怒りを。

ブログに書こう。

ブログに書けば、きっと君と同じ境遇にいる人が、君を見つけてくれる。
その最たる例が、「脱社畜ブログ」だ。

管理人の日野瑛太郎さんは1年間、会社に感じる疑問や社会の不条理に疑問を投げかけ続けた。
それは大きな共感を呼び、瞬く間にブログ界のスターダムを駆け上がることになる。

君がツイッターのフォロワー50人に投げかけた不満は、もしかしたら50万のページビューを集めることになるかもしれない。
そうじゃなくても、ブログだからこそ、君に興味がある人だけが、君を見に来てくれる。

書いているうちに頭が整理されて、前向きな解決策が見つかるかもしれない。そしてそれは、少なくともツイッターに書く1行の愚痴では見つからない。

だから、ブログを書こう。

★★
君はすごく優秀で、周りのカス社員がゴミのように見えるかもしれない。
いつも仕事とはこうやるものだとツイートする君を見ると、いかに自分が無能かを思い知らされて死にたくなる。

やれ社長と会食に行っただの、お客さんの役員クラスの人を唸らせただの、そういうツイートを見てると、俺の中の劣等感が掻き立てられる。
一緒に仕事をしたことが無いからわからないけれど、きっと君は優秀なんだろう。

でもそのツイートは、おそらく君の友達には響かない。
共感されることもない。
そこに、愛が無いからだ。どうしても、ただの自慢に見えてしまう。その人を見下したツイートは、人を幸せにはしない。


だから、ブログに書こう。

ブログなら、君と同じように同僚の無能さに腹を立てている人が君の存在に気付き、共感してくれるかもしれない。
君の優秀な仕事論を発信し続けることで、多くの読者が君を褒めてくれるかもしれない。
そうして仕事論を語り続けて15万人の読者を集めたのが「ビジネス発想源」だ。

著者の弘中勝さんは、最初は20人弱の読者に向けて、メルマガを書き続けた。
その仕事論は共感を集め、今や読者数15万を超える日本有数のメルマガに成長した。

メルマガはブログと違うと言いたいかもしれないが、体系立てて自分の主張を発信する点では同じだ。
あるいは、ビジネスサプリやライフハッカー的に、中身の無いライフハックを書き続けてもいいかもしれない。同じように、中身の無い人がたくさんブックマークをつけてくれるはずだ。

いずれにせよ、君がツイートする仕事論に中身が伴っていれば、いずれ中身のある読者がついてくる。
中身が無いスカスカのライフハックを発信してもいい。さながら宗教のように、中身は無いけど自分を変えたい人がたくさんついてきてくれる。


だから、今すぐ鍵付きのアカウントを捨てて、ブログを書こう。


★★
プログラミングを身に付けたいけれど、本を読んでも読んでもプログラムが書けるように
ならない人がいるかもしれない。

他ならぬ、3年前の自分だ。

有料の自習室を借りて、会社の帰りや土日に自習室にこもって本を読んだ。
読んでも読んでも結局プログラムが書けるようにならず、自信を失っているかもしれない。
何をやったらできるようになるかわからず、途方に暮れているかもしれない。


だから、ブログを書こう。

何かを身に付けるのに最も効果的な方法は、人に説明することだ。
自習室で悶々と本を読んでいるだけでは結局何も身に付けることはできない。

本を読み、それを咀嚼して、自分の言葉で説明してみる。
その過程で理解は飛躍的に深まるだろう。理解していないことを自分の言葉で説明することはできないからだ。

とはいえ、君の退屈なプログラミングの説明を目の前で黙って延々と聞いてくれる都合の人はたぶんいない。
それが可愛くて従順で巨乳な女の子だったりしたら、なおさらだ。


だから、ブログに書こう。

ブログに書いて、世界に発信しよう。
世界と言わず、昨日の自分に説明するつもりでもいい。

新しく覚えた知識を、技術を、経験を。
ブログに書こう。

そうすれば、いつか見返す時に役に立つし、一度アウトプットしたものは次からもアウトプットすることができる。
もしかしたら、同じように悩んでいる誰かを救うことができるかもしれない。

だから、自習室から出てブログを書こう。
いつも焦っている君は、大学受験の勉強法から抜けだせず、「本を読む方が早い」と思っているかもしれない。

けれど、実務における勉強というのは、基本的に本を読んだだけでは現場で全く活用できない。
もし君がブログを書くことへの疑問を払拭しきれず、一歩が踏み出せないならば、
3年後にもう一度このブログを見に来てほしい。

ブログを書くことが有用だということを、きっと証明できると思う。