感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

裁量取引(アービトラージ)って何?

スポンサーリンク

裁定取引入門

裁定取引はarbitrageという。アービトラージ。たまに目にすることがあるだろう。
これは定義でいうと、「割高なものを売って、同時に割安なものを書い、将来、最初に売ったものを買い戻すと共に買ったものを売る反対売買を行うことにより、無リスクまたは小さなリスクで利益を得ようという取引」のこと。

実例で考える。
現物の金が1グラム1000円で取引されているとする。
1年間お金を借りるためには3%の利子が必要となるとする。
1年先物の金の価格はいくらになるかというと?
→答えは、1000 + 1000 × 0.03 = 1030円。

これが、1年先物の金の理論価格。

この理論価格からずれているものを売ったり買ったりすることで、「無リスク」で利益を得ることができる。

例えば、現物の金は1グラム1000円で、1年先物の金は同じく1050円のとき。
上と同じ条件だと、1年先物は理論価格よりも「割高」である。
そういうときは、1年先物の金を1グラム1050円で売り建てる。
で、それと同時に1000円で金を1グラム買う。
1グラム買うときにはお金を借りるから、利子がかかる。

1年後、1000円借りた分を返すには1030円が必要。
持っている1グラムの金を1050円で売る(=1年先物の金を売り建てていた分)
1050円受け取って、借りた分を利子付きで1030円で返す。

すると、無リスクで20円の利益を得ることができる。
これが裁量取引。

用語のまとめ

ボラティリティ
ボラティリティとは、過去のある一定期間における、その金融商品またはその市場の価格変動率のこと。
過去の市場価格のデータをもとに標準偏差を計算し、その標準偏差の大きさをボラティリティとして使用することが多い。
最近の日本株のボラティリティは高いため、ツイッターなどでは「ボラ高すぎwww」などと書かれている。

・利回り
利回りというのは、債券の利回りのことで、額面1万ドル、表面利回り(=クーポン)が5%の債券のし上価格が9000ドルだった場合は、投資金額9000ドルに対して年間500ドルの利子を受け取れるため、この債券の利回りは5.5%となる。
計算式は、500ドル ÷ 9000ドルである。

・イールド・カーブ
イールドカーブとは、債券の利回りと償還までの残存期間の関係を表す曲線のこと。

ワラント
ワラントとは、新株引受権のこと。将来の一定期間に、一定価格、一定数量の株式を購入できる権利。
ワラントが付いた債券のことをワラント債と呼んだりする。

・効率的市場仮説
効率的市場仮説というのは、市場価格はすべての投資家の合理的な判断を反映しているという理論。
よく伝説の個人トレーダーであるB.N.F氏(ジェイコム男)は「株価にすべて織り込まれる」というが、こういう発言も「効率的市場仮説」に基づいていると言える。また、有名ブロガーの藤沢数希さんが「機関投資家はなぜサルに負けるのか」という本を出しているが、このタイトルの根拠も、効率的市場仮説にあるといえる。