感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

遅くまで残業している人に気後れする必要なんて無い。

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長く働いている人に気後れする必要はあるか。

同期が集まると、何時まで残業してるとかしてないとか、いわゆる社畜自慢的な話になる。

「え、お前そんな早く帰れんの!?」

という言葉は、裏返すと

「俺はいつも遅くまで働いてるのに」

という意味に他ならない。

僕はそんなに激務というわけではなく、20時とか21時には普通に帰る。
同期は0時前とかに帰っている人もいて、ツイッターではよく「ようやく退社!」みたいなツイートが流れる。

そういうのを見るたび、なんだか申し訳ない気分になっていた。

でも冷静になって考えると、まず僕のチームは会議が少ない。
その分、自分はコードを書いたり、チームに必要なツールや資料を作る時間に費やすことができる。

翻って忙しい同期や、他のチームの人の予定表を見ると、本当に一日中会議をしているのである。
朝から晩まで、1日のうち5時間以上は会議。ひどい人は8時間くらい会議してる。
で、会議が終わる19時、20時くらいになってから自分のタスクを消化するらしい。

これって、早く帰れるわけないじゃん。
必要な会議っていうのはたしかにあると思うけれど、

・そこに出席しているメンバーが全員必要で、
・会議を効率的に終わらせるために、参加者は事前に資料はちゃんと読んでいて、
・会議の目的や意義を共有し、しっかりとファシリテーションされている

という会議はとても少ない。
どう考えても、無駄な会議はあるはずだ。

進捗を報告するだけの会議に全員出席して、しかも中で何をやるかというと、資料を音読するだけ。
資料なんて事前に読んでおいて、疑問に思ったことは事前にメールで投げて、全員で議論しなきゃいけないことだけ話しあえばいいじゃん。
なんでイチイチ音読(輪読)するの?小学生かよ。

今のチームに移る前は、それこそ一日中うんざりするような会議が続くチームで、自分の時間がほとんど取れなかった。
仕事がまだ全然わかっていなかったというのもあるけれど、毎日22時前とかに帰ってきていた。

今は20時に帰ることもあるのだけれど、「生み出したアウトプット」だけで比較すると、自分の成長も相まって、今の方が300倍くらいの結果は出していると思う。

そして、成長が「できなかったことができるようになること」だとすると、ダラダラと会社にいることが成長に直結するとは限らない。
これも自分の経験からなんだけど、特にレガシーなSIerというのは古臭い非効率な運用や、無駄な手作業が多い。

そういうのを効率化するためのツールについての学習や、そもそもの技術知識を得るためには、書籍などで学ぶ時間はどうしても必要だと思う。
堂々と業務中に本を開ける環境だったらいいけれど、会社で本を開いて勉強するよりも家で勉強した方が効率がいいだろう。

早く帰る→家でさらに技術の勉強をする→それでさらに効率が良くなって、アウトプットの品質が上がる→もっと早く帰れるようになる

というサイクルが理想的だと思うし、技術に関しての基礎は、会社で学ぶよりも自宅で手を動かして学ぶ機会の方が多かった。
会社では体系的に学ぶ機会なんて用意されていないからだ(研修は無意味)

そういう意味で、僕は「遅く帰る」ことについて別に立派だともすごいとも思わないようになった。
まぁ、仕事が早く終わるようになると、また次の仕事が降ってくるようになるので、全体として帰る時間が劇的に早くなることは無いのだけれど。