感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

意志を固めるよりも、環境を変えたほうがいい。時間泥棒を退治するためにやったこと。

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ストップウォッチで時間を計りながら勉強すると、いつも愕然とする。
あまりの勉強時間の少なさにだ。

いつも家で勉強する時は、時間を計測する。
トイレに行くとき、ご飯を食べる時、ついネットサーフィンしてしまう時、そしてSNSを見る時は、時間を止める。

自分の感覚では1日中、遊びもせずに机に向かっている。
・・・つもりなのに、時計は残酷だ。時間は8時間そこそこで止まっている。

遊びもせずに、家にこもって勉強しているはずなのに、寝てる時間以外の時間はどこにいったのだろう?

時間泥棒の正体は、インターネットだ。SNSだ。

今は24時間、誰かと繋がれるようになった。

Lineのグループに入っていると、ひっきりなしに誰かがメッセージを投げる。
Facebookを開くと、誰かが写真を投稿し、誰かがコメントしている。
Twitterには会社の愚痴が溢れかえり、bot達がいつものようにリツイートされる。
mixiは誰も見ない。

便利になったなぁと思う。
当たり前だけど、僕が高校のときにLineはなかった。
ギリギリカラーになったくらいの4和音の携帯で、1通3円かかるJ-Phoneのメールを送っていた。
携帯料金が8000円を越えると、親に怒られた。
恋人と電話する時は家の電話の子機を持って、部屋にこっそり電話した。
SNSは存在しなかったが、チェーンメールなるものが流行っていた。

今では全てが無料で、全てがリアルタイムに、つながる。
人にもWebページにも。

逆に言うと、無限に時間が潰せてしまう。
手元に携帯電話があるだけで。

この携帯電話に、このFacebookに、このネットサーフィンに、
費やした時間は、
5年後振り返ったときに、何か残るものになっているだろうか?

昨日までの時間の積み重ねが、今日の自分を作っているならば、
明日の自分も、3年後の自分も、時間の使い方次第で変わってくるはずだ。

だから僕は、時間泥棒を退治することにした。
意志に頼るのではなく、環境を変えるという方法で。

以下は、僕が時間泥棒を退治するためにやったこと。

SNSを封印する

彼女を家に呼んで、こんな紙を手渡した。

SNSのパスワードだ。

「この紙を5月12日まで絶対に俺に渡さないでほしい。もし渡してくれと懇願しても、断固拒否してほしい」

SNSというのは中毒性がある。
最初は「見ない」と決めて強い意志で隔離しても、「見れる状態」にあると、ついチラリとのぞいてしまう。
それが時間を盗んでいく。集中力も一緒に。

だから最初にやったのは、パスワードを変えることだ。
絶対に暗記できない意味のない英数字を紙に書き、そのパスワードをFacebookTwitterに設定する。
パスワードは第三者に手渡して、SNSをログアウトする。
パスワードは覚えていないので、もうログインはできない。

彼女がいなかったら親に手紙で渡してもよかった。
紙が無いとログインできない、強制ログアウト環境を作ること。
これが大事だった。

おとつい始めて、昨日は一回もSNSを見なかった。
当然、見ることができないのだけれど。

②スマホアプリを封印する

次に退治すべき時間泥棒は、LINEだ。
Lineは危険だ。放っておけば無限にチャットに時間を取られてしまう。
しかもそれはチャット本来の目的なのだとは思うけれど、ほとんど中身の無い、無意味な会話が続くのが特徴だ。
だからLineを封印する。

やることは2つ。
1つ目は、ポップアップなどを表示しなくすること。
もう1つは、パスコードロックを他の人に設定してもらうことだ。

まず、チャットが来ていることがわかってしまうと気になってしまうので、ポップアップ等の表示は一切でなくした。
次に、パスコードを設定する。
ここも彼女に頼んだ。携帯を渡し、
「適当に4桁の数字を入れてくれ。その数字は5月12日までは絶対に俺に教えないでくれ。連絡はメールにしてほしい」
と伝えた。

こうすると、もう僕はLineを見れない。中で何が起こっているかもわからない。
今日一日、Lineを見ることはなかった。というか、見れないのだけれど。
これで、アプリを削除することなく、Lineを封印することができた。

③ア○ルトサイトを封印する

男にとって、非常に悩ましいのがアダ○トサイトの存在だ。
内容を吟味しているうちにいつの間にか1時間が経ってしまうことも少なくはない。
クラウドに無数に存在する彼女達を見つめているだけで幸せな気持ちになれるのはなぜだろう。
でも、彼女たちは時間泥棒だ。触れることのできない時間泥棒だ。虚しさだけが残る。
断腸の思いで、彼女たちを断つことにした。

やったことは、ウイルスバスターの設定だ。
どのウイルス対策ソフトにも入ってると思うんだけれど、「ペアレンタルコントロール」なる機能がある。
親が子供に有害サイトを見せないように、制御するための機能だ。

その機能を使って、アダル○サイトやSNS、低俗にカテゴライズされるWebページを見れないようにした。
見れないように設定した後にウイルスバスターのパスワードを変更し、

「今日からはお前だけを見つめることにした。これを預かってくれ」

と言って彼女にパスワードを渡した。
これでもう、僕は健全なサイトしか見れない。
はてなは健全だ。

最後に意志力

抜け道はある。
たとえば、パスワードを忘れたときには設定したメールアドレスを使えば初期化できる。
それすらも封印するためには、メールさえも使えなくしなければならない。
それは連絡手段がなくなるため、実生活に悪影響が出てしまう。
だから、最後は「強い意志」を固める。でも、意志に頼るのは環境を作った後だ。
意志は揺らいでしまうからだ。思っているよりもずっと容易に。

だから、最後に誓う。

絶対に、パスワードの初期化はしない。

と。

昨日の夜に試しにやってみて、ずいぶん時間が有効に使えるようになったと思う。
SNSは見てないつもりでも、「見れる状態」というだけでけっこう集中力を削ぐ原因になっていたから。

これから少しずつ、中毒患者を治すように、SNSから離れていけたら、と思う。
たしかにSNSはとても楽しいものだけれど、自分はやっぱりプログラミングの勉強に時間を使いたいと思っているから。