感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

日本で使う100年分のガスが日本近海に存在することがわかった。

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土曜の日経新聞21面に「ニュースクール」というコーナーがあるのだけど、これがけっこう勉強になることが多い。
今日は日本の「資源」について書かれていた。

最近の2ちゃんねるのまとめサイトなどでもホットトピックとなっていたが、今月、愛知・三重県に近い海の底からガス資源を取り出す実験に世界で初めて成功した。
そこには日本で使う10年分以上の天然ガスが眠っていると言われている。

ここでいう「ガス資源」というのはメタンハイドレートというもので、カス成分と氷が混ざった塊である。
火をつけると燃える不思議な氷、それがメタンハイドレートだ。

日本は名実共に資源輸入国である。
その原因の1つに、小さい国土面積がある。世界62位である。

しかし、国土は狭くても、海は世界6位の広さを持つ。
日本近海には日本で使う100年分のガスがあると言われている。

そんなニュースを見てか、まとめサイトでは「日本キタ━(゚∀゚)━!」とか、資源大国ニッポンのようなコメントが相次いだ。
だが、事はそんなに簡単なことではない。

ガスの場合、今の技術を使って海底から取り出すと、海外から輸入するより2倍以上の値段になる。
比較優位の問題で、ただそこ資源があるだけではいけない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E8%BC%83%E5%84%AA%E4%BD%8D

海外より安く取り出せるようにならなければ、その眠っている宝物を取り出すのは合理的ではない。
"今は"、宝を取り出すのに宝の価値以上のコストがかかっている状態なのだ。

コストは競争によって下がってくるはずだが、このような大規模な投資が必要な事業は参入障壁が大きく、競争が働きにくい。
こういうときこそ、官がプロジェクトを主導してほしいものだ。


余談だが、1970年代の石油危機の頃
「石油の埋蔵量には限界があり、あと30年で枯渇する」
と言われていた。
それが今は「石油の埋蔵量はあと40年〜70年」と言われている。
石油を使い続けているにも関わらず、石油の埋蔵量は増え続けている。

それは技術革新があったからだ。
今まで取り出せなかった石油が採掘できるようになり、新たな油田が発見された。

ガスの取り出しでも同様に、技術革新が起こると信じている。
安く、多くの資源を取り出せるようになるだろう。