感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

【プログラミング143時間目】JavaScriptの歴史を振り返る 〜かつてJavaScriptはMocha(モカ)だった〜

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入門モダンJavaScriptが発売されていたので早速購入した。
この本の発売を待ちわびた。

入門 モダンJavaScript

入門 モダンJavaScript


馬のような羊のような謎の生物が描かれたこの本から、ただならぬ名著の香りがしたからだ。
そしてその直感は誤りではなかった。

この本は、初学者向けの本である。
「はじめに」でも明確に対象の読者を定義している。

本書は主として次の読者を対象に書かれています。
JavaScriptをまったく知らない初心者
javaScriptを少しはいじったことはあるものの、なぜそうするのかきちんと理解できていない初級者

私は2番目に当たるため、迷わず発売日に本屋に2回行って棚に並んだ瞬間にこの本を購入した。
そして、期待に違わず丁寧に由来、理由を解説してくれる。翻訳も良い。

1章はJavaScriptの歴史から入る。

最初にこう書かれている

JavaScriptオブジェクト指向の、型指定の弱いスクリプト言語です。

そう、JavaScriptオブジェクト指向言語だったのである。
他のオブジェクト指向言語とタイプが違うだけで。

JavaScriptはMocha(モカ)として産声をあげた。缶コーヒーのような名前でスタートしたJavaScriptが、JavaScriptとなったのは1995年のこと。
MochaはLiveScriptという名前で開発され、1995年ついにJavaScriptは「JavaScript」という名前になった。
JavaScriptのバージョン1.0はNetscapeによってリリースされた。
このNetscape。私の世代の人間はあまり馴染みのない会社であるが、のちにMozillaがスピンオフすることになる。
Firefoxはここから生まれる。

Javascriptはシンタックス(書き方)において、Javaに影響を受けたが、それ以外JavaScriptJavaには何の関係もない。

登場当初はネット環境が整っていなかったこと、ブラウザ間の違いが著しかったことなどで、JavaScriptは基本的には「邪魔者」扱いされていた。
2000年前後において、JavaScriptは軽んじられる言語であったのだ。

Ajaxの登場は、JavaScriptの歴史の中で最も重要な進化と言える。
Ajaxにより、多くの作業がブラウザで行えるようになり、サーバに送信するデータを低減させることができた。

本書は1章目から明確に柔らかな表現でInternet Explorerをディスる。

ブラウザの選択肢の範囲は広がる一方ですが、皮肉なことに昨日の面から見ると、今日のブラウザはMicrosoftのInternetExplorerとそれ以外という2つのカテゴリに分けることができます。

HTMLはコンテンツをユーザーに表示する方法であり、JavaScriptはそのコンテンツをダイナミックにする方法である。

本書は、第1章を次のような言葉で締める。

モダンJavaScriptプログラミングはWeb全般の現状にふさわしくあるべきです。
これは、人たる者は模範的な市民であれ、良い親であれ、見習われるような高い品質を示せ、ということです。

次の章を読むのが楽しみな本である。