感謝のプログラミング 10000時間

たどり着いた結果(さき)は、感謝でした。

【読書 12時間目 新聞 4.5時間目】日経新聞と竜馬がゆくを読んだ。

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■今日の日経新聞
・2012年の日本生産性本部の新入社員調査で、いまの会社に一生勤めたい人の割合が、入社直後の60%から秋には31%に減った。
→これは明らかに、実際に働き始めてから失望したということ。会社は個人のためにできてはいないので、つまらない雑用や成長を感じられない作業、理不尽な詰問を受けたりする。
そんな会社に対する失望が、アンケート結果に出ているといえる。さらに言うと、いわゆる「意識が高い」人は、最初から一つの会社にずっと勤めるつもりもないだろう。

・新浪・微博の登録者数は4億2400万人。世界最大の5億3800万人に上る中国のインターネット利用者の間でも影響力は大きい。
→単純に考えて、マーケットがめちゃくちゃ大きい。日本のツイッターの登録者が1000万人くらいとして、その40倍のマーケットだ。
 しかも、ビジネスを画策したとしても、ライバルはツイッターなどに比べて非常に少ない。中国語で発信しなければならないからだ。
 そういえば以前、中国のなんとか大学の日本人留学生が引っ張りだこだという記事を読んだ。「中国と日本の内情を語れる人の話を聞きたい」という需要があるらしい。
 で、彼が引っ張りだこの理由は「他に僕の代わりをできる人がいないから、マーケットを独占できる」みたいなことを言っていたと思う。
 こうやって、マーケットが大きく、競争が少なそうなところで闘うのは、ビジネスとして重要だと思う。
 というわけで、ウェイボー(微博)から登録してみようかな。中国語わかんないけど。。

 
・中堅IT、ミャンマーへ。ミャンマーの開発要員の人件費はインドや中国の5分の1程度。労働集約型業務のため、人件費を抑えれば価格競争力を高められる。
→日本のIT企業は、まだ価格競争する気なのだろうか?今のシステム開発は「とにかく人をたくさん入れればいい」というものではなくなっている。
 それは間違いない。確固たる技術を持つスーパープログラマー1人が50人分以上の働きをするのだ。
 そして技術力がない人が1000人いても、たった1人のプログラマーが生み出すものよりはるかに質が悪いものしか生み出せない。
 なんでそうなのかというと、たぶんだけど、技術が複雑になったからだ。COBOLで開発の時代は人をたくさん入れて、エイヤで開発すればよかったのかもしれない。
 でも、今の複雑な技術を実装するには、熟練した技術者による高度な設計技術が不可欠となる。だから、単純に人を増やしたからといって、システム開発が進むわけではないのである。
 それを理解できない旧世代の考えが主流を占めているから、やれオフショアを増やせ、炎上したら人を投下だ、という考え方に至る。
 そもそもだが、そういう「オフショアをいかに安く使うか」を考えるより、「いかに自社の社員が"自分で"開発ができるようになるか」を考えたほうがいいと思う。
 丸投げばかりでは決して技術は身に付かないし、何も残らない。技術がない社員は何も生み出せず、丸投げして偉そうに「レビュー」するしかできなくなる。
 さらに、自分たちに技術がないのは不安定である。協力会社がずっと貢献し続けてくれるとは限らないからだ。
 よく言われていることだが、やっぱりこれからはプレイングマネージャーの時代だと思う。


あとは、読んだ本の印象的なフレーズのメモ。

竜馬がゆく(1)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

・お田鶴様

土佐は、かつて戦国の頃、長宗我部家の国であった。われわれ土佐郷士の先祖は、この長宗我部家の家臣だった。ところが慶長五年、関ヶ原で徳川家康と戦ってやぶれ、
かわって関ヶ原の功により、遠州掛川六万石の小大名であった山内一豊が、一挙に二十四万石に加増されて土佐に入国した。このとき長宗我部の旧臣は野におわれて郷士となった。

ついでながら竜馬の家系にもふれておこう。家祖は、琵琶湖を馬で渡った明智左馬之助光晴であったといわれる。

坂本という、土佐にはめずらしい苗字は、家祖左馬之助光晴が、琵琶湖のほとりの坂本城に在城していたことにちなんだもので、紋所は明智の桔梗である。

ひとの中には、先人の学問を忠実に学ぼうとする型と、それよりも自得したいという型のふたつがあるといいます。竜馬どのはあとの型で、その心が並外れて強いひとだと思います。

石川五右衛門がつかまったとき、泥棒がなにがわるい、太閤秀吉こそ天下を盗んだ大泥棒ではないか、と申したげにござりまするが、盗むなら、やはり天下を盗むほうが男らしゅうござりまするな。

・江戸へ
岡田の家は七代つづいた足軽で、以蔵には染みついた卑屈さがあった。

竜馬は、本家があきんどのせいか、ただの武家育ちとちがい、どういうはなしをきいても金銭のことがまず頭に浮かぶ。